[No.1] 23.1.1 令和5年 謹賀新年 新年あけましておめでとうございます今年も宜しくお願い致します。
[No.2] 23.1.11 今年やりたいこと 去年もコロナに翻弄された1年だったが、Note 2022の[No.2]で書いたことのうちの幾つかは実現することができた。今年もコロナ次第でどこまで出来るか分からないが、やりたいことは幾つかある。 先ずは、ドライブ旅行を二つ考えている。一つは、5月下旬頃に青森県を一人で周遊するドライブ旅行。これは一昨年の北海道一周単独ドライブ旅行が凄く良かったので、今度は青森県を周遊して恐山や竜飛岬や黄金崎不老ふ死温泉などへ行ってみたい。 その次に考えていることは、バンド(Swing Bird Jazz Orch.)の独自コンサート。コンサートと言っても音楽ホールではなくてホテルの大きな部屋で、お客はメンバーの身内を中心に、飲食しながら演奏を聴くスタイルでやってみたい。まあ、メンバーの賛同がなければダメだけど・・・。 他には、健康と体力維持のため、天気の良い日にはサイクリングや山歩など、積極的に身体を動かすようにしたい。また、友人らとの交流や地域での付き合いなども大切にしたい。 [No.3] 23.1.21 コロナ時代 2020年の1月頃から始まった新型コロナは、3年も経つというのに一向に収まる気配がない。今は第8波で、感染者数は高止まりしていて、死亡者も多く、その殆どが高齢者だという。 コロナ発生当初は分からないことが多々あり、政府・専門家の言うことを聞いて、マスクの着用や手指の消毒や3密回避などを励行したうえに、何回もワクチンを接種して来た。しかし、ワクチンをちゃんと接種している筈の高齢者の死亡が多いという現実は、どう理解すればいいのだろうか。 個人的には、既にワクチンを5回も接種しているので、感染しても重症化はしないだろうと思っていたが、本当に大丈夫なんだろうかと疑心暗鬼になってしまう。 今後、政府はコロナの位置付けを第5類へ引き下げる方向のようだが、コロナがインフルエンザと同じような扱いになるとしても、コロナウイルスがワクチンや薬である程度コントロールできなければ、コロナの時代が終わることはないだろう。 [No.4] 23.2.2 左手抜釘手術その後 2017年11月のバイク事故で両手を骨折し、右手首1か所と左手3か所に金具を入れられた。手術後5か月間のリハビリで右手は普通に動かせるようになったが、左手は中指が曲がらず、力を入れると激しい痛みがあって、まともにグーを握ることが出来なかった。 手術後2年経った頃から抜釘手術を考えていたが、2020年1月に新型コロナウイルスの感染が広がり医療機関が大きく混乱し、病院へ行くこともままならず延び延びになっていた。そして、やっと去年の11月24日に国立甲府病院で左手の抜釘手術を受けることが出来たのである。 入院中は、手術後の27日から29日の退院日まではリハビリを受けられたものの、退院後はコロナ感染防止のため通院リハビリは受けられず、自宅でのリハビリに励むしかない状況になっている。 毎日、暇を見ては痛みを堪えながら中指の屈伸を行っているが、ある程度まで曲げることが出来るようになっても、暫く時間を置くとまた曲がらなくなってしまうという繰り返しの日々が続いている。 左手は骨格に変形があり、右手のように回復することは無理だと思うが、グーを握っても痛くない程度に戻らなければ抜釘手術をやった意味が無くなってしまう。担当執刀医は半年程度はかかると言っていたので、今後も暫くは苦痛と不安の中で頑張ってやるしかない。 God, Bless me! [No.5] 23.2.12 大変な時代 昨今は、コロナ禍における様々な問題のほか、特殊詐欺や強盗などの凶悪事件も多く、また近頃は、回転寿司での迷惑行為など、色々な問題が頻発している。 個人的には、詐欺事件などには無縁でいられたが、コロナ禍では、感染こそしなかったものの、自由な行動が大きく制限され、大切な時間を有効に活用することが出来ず、悔しい思いをさせられている。 この他にも、気候変動による豪雨や地震などの自然災害の脅威も増しているようにも思う。地球温暖化を防止するために、個人的には、ゴミの分別や節電くらいしかできないし、自然災害については運を天に任せるしかない。 また、ロシアとウクライナの戦争や覇権的な中国の動向も世界的な問題になっていて、西側諸国との軋轢が深まりつつあり、いつ突発的な衝突が起きるかも知れない。 社会的にも地球的にも何かと大変で生きずらい感じの世の中ではあるが、残り少ない自分の時間を如何に充実したものにしていくのか、自問自答しながら生きて行くしかない。そうは言っても、成るようにしか成らないと思うが、兎にも角にも行動することが大切で、そうすれば有意義な人生になるのではないだろうか。だから、「馬鹿でも達者」をモットーに積極的に行動して行きたいと思う。 [No.6] 23.2.22 暖かくなったら・・・ 気象庁の1か月予報によると、2月18日から3月17日の間は降水量は平年並みで気温は高く、3月に入ると全国的に気温が上昇する見込みで、サクラの開花は急ピッチで進むそうだ。 甲府では2月10日に20cmの積雪があり、最近もまだ寒い日が多い。そんな中で、この先は気温が高くなると聞いて、何か妙にワクワクしてきた。 その理由は、この4月から自転車のヘルメット着用が努力義務化されると聞き、早々とネットで気に入ったヘルメットを買ったので、早くこのヘルメットを被ってサイクリングへ出かけたいと思っているが、まだ風が冷たくてなかなかその気になれない。そんな時に、これから暖かくなるというので、俄然ヤル気が出てきたという訳である。 行きたいところは色々ある。森林スポット100選の中で気になっている所や新道峠のツインテラス、韮崎の甘利山、それに、木賊峠とクリスタルラインなどなど。また、サイクリングのほかにも、気の合った仲間と山の中を歩く「山歩」も楽しみたい。 そのためにも、日頃から健康に気を付けることは勿論だが、歳とともに衰えてくる体力・気力の低下を抑えるため、身体を動かすサイクリングや山歩を通じ、自然に浸ることで気分転換・リフレッシュして、体力・気力の充実を図りたい。だから、暖かくなったらどんどん出かけようと思う。 [No.7] 23.3.3 早や幾年 2001年の3月1日にこのホームページを立ち上げて、早や23年目に入り、少々感慨深いものがある。 思えば、2000年の10月に50歳になり、時代も21世紀に入ろうとしていた頃、自分の人生はこのままで良いのかと悩んでいた。そんな時に、50歳の節目と世紀の変わり目というタイミングが後押しとなり、大きな決断をしたのであった。 そして、新たな人生を始めるにあたり、自分の生き様を記録しておきたいと思い、このホームページを始めたのであった。以来、途切れることなく22年が経過し、色々な経験や折々の思いを記録することができてとても良かったと思っている。 既に72歳となり、体力・気力も徐々に衰えつつあるが、ホームページを継続するためには「ヤル気」を持ち続けなければならない。そしてそれは「ボケ防止」にも繋がると思う。しかしまあ、あまり気負わずに、これからもずっと、死ぬまで続けて行きたいと思って(願って)いる。 [No.8] 23.3.13 地元への御奉公 4月の年度替わりが近づき、我が市営団地(9階建て全123戸)の1年毎の各階組長の交代で、令和5年度の組長と同時に団地自治会の会長を引き受けることになった。これで自治会長は3回目だ。 各階の組長の仕事は、毎月の共益費の徴収、団地自治会定例会への出席、広報などの各戸配布と回覧板の用意などのほか、年に数回ある団地一斉清掃の段取りや各種募金の取り扱いなどもあり、それなりに大変である。 各階組長全9名は団地自治会の役員となり、会長、副会長、総務、会計、ゴミ集積所管理などの役職も担当することになる。 組長と自治会長のほかにも、民生児童委員と高齢者ヘルパーもやっていて、民生児童委員は3期目(1期3年)に入っている。民生児童委員としては、毎月数件の住民及び行政との対応のほか、毎月21日には定例会がある。しかし、甲府警察署委嘱の高齢者ヘルパーについては、民生児童委員の業務内容と重複していて、ヘルパーとしての活動は全くない。 本当は、自治会長も民生児童委員も高齢者ヘルパーもやりたくはないのだが、いま住んでいる地元への御奉公だと思い、身体が動きアタマが働くうちはできる限りやって行こうと思っている。 [No.9] 23.3.23 マスク着用に思うこと 新型コロナが5月8日から感染症法の5類への引き下げが決まり、3月13日からはマスクの着用は個人の判断に委ねるという国の方針も示された。 その後のテレビニュースなどでは、朝の通勤時には殆どの人がマスクを着用していたし、街頭インタビューでも、「当面は着用」が最も多く、「様子を見る」という人も多く、「着用しない」はごく僅かだった。 日本人は周りの様子を気にして同調することが多く、他と違った行動をすると周りから同調圧力を受けることもある。コロナ禍のマスク着用は正にそういう傾向にあった。これは、昔からの生活様式や学校教育などによって協調性が優先され、個性を生かせる社会環境にはなっていなかったことが原因だと思う。 勿論、協調性が大事な時もあるが基本は個人だ。それぞれの持つそれぞれの個性を周りが尊重することが大事で、様々な個性が混ざり合う中から色々と新しいものが生まれ、より暮らしやすい社会が創られていくのではないかと思う。あと何年経てばそういう日本になるのだろうか。この目で見届けることは無理だと思うが、いい世の中になって欲しい。 [No.10] 23.4.4 コロナで変わる世の中 3月からコロナ感染予防のためのマスク着用が個人の判断となり、4月の入社式などではコロナ前のやり方に戻ったようで喜ばしい感じがする。 マスクについては、出かけてみるとまだ殆どの人が着用している。個人的には基本的に不着用だが、コンビニやスーパーなどに入ると何となく同調圧力を感じるので、無用のトラブルを避けるために着用している。 また最近は、買い物の支払いをPayPayなどで済ますことが多く、現金を使わなくなっている。この前、コンビニへ自動車保険の保険料を払いに行った時、お金は自分でレジの機械へ投入し、釣銭とレシートを自分で取り、店員はお金には全く触れずに納付書へ受領印を押すだけだった。コンビニでの現金払いのシステムの変化には驚いた。 大手チェーンの回転寿司やレストランでは、注文は備え付けのタッチパネルで行うようになってきた。そして、注文した料理をロボットが運んでくるレストランもある。スーパーでもセルフレジで店員を介さずに自分で清算処理できるところもあり、買い物も変わってきている。 コロナ禍の中での感染対策と最近の人手不足も影響しているのだろうが、世の中のシステムも随分と変わってきている。今後、コロナが収まったとしても、昔のような「人間対人間」の温かみのあるやり取りには戻らないと思うと何か淋しい感じがする。 [No.11] 23.4.14 晩酌 コロナ禍の前までは月に2~3回は飲み会があり、大好きなビールをたっぷり飲み、それで満足できていたので晩酌することはなく、たまたま貰い物のビールやワインなどがあった時に晩酌する程度だった。 コロナ禍になって、飲み会が殆どなくなってしまったが、時には飲みたくなる時もあって、缶ビールか焼酎を買って来て晩酌するようになった。始めた頃は、あるだけ飲んだら暫くは飲まない期間があったが、最近はその間隔が短くなって、買って来る頻度が増えている。 晩酌で飲む量は、缶ビールを1本か焼酎の水割りをグラス1杯で(たまには2本や2杯になることもあるが)、多量に飲むことはない。外での飲み会と違って家ではそのくらいで十分な感じになる。 また、休肝日を週2日連続して取ることが肝臓に良いというネット記事を見て、月曜日と火曜日は休肝日に決めている。そもそも火曜日の夜はバンド練習に出かけるので飲むことはないが、他の曜日でも民生委員や自治会の会合がある時も飲んでから行くのはマズいので晩酌はしない。 「酒は百薬の長」とも言われるが、アルコールを全く飲まないことが健康に最も良いという説もある。まあ、適度に飲み、ストレスを溜めず、健康に長生きしたいと思う。「人生-酒=ゼロ」という名言(?)もある。 [No.12] 23.4.24 歯は大切 歯は本当に大切だということを今更ながら痛感している。25歳の時に左下奥歯1本を抜いたのが初めての抜歯だった。その後は、55歳頃に右下奥歯2本に詰め物をして、61歳の時に歯槽膿漏の左上親知らずを抜歯した。 5年前(67歳)に歯の痛みを感じたので歯医者へ行ったら歯周病と診断された。それから治療を続けて、歯磨きも毎日しっかりとやっていたつもりだったが、この2年で4本(虫歯1本、歯周病で3本)も抜歯する羽目になり、残っている歯は26本になってしまった。 大学生の時に歯並びの悪さには気付いていたが、歯医者へ行くことは無かった。歯並びが悪くなった原因は、多分、中学から始めたトロンボーンでマウスピースを強く当てていたことや、歯磨きをちゃんとしていなかったことだと思う。今はトランペットのマウスピースの当て方に気を付け、毎食後と就寝前に磨き残しがないようにしっかりと磨いている。 全体的にはまだ問題はあるが、先ずは、左上の奥歯3本が無くなってしまったので、そこをどうするか歯医者と相談しながら対応して行こうと思う。後悔しても仕方がないが、若い頃からもっと歯に関心を持つべきだった。 [No.13] 23.5.5 こどもの日に思う 今年のGWはコロナの行動制限が緩和され、どこもかなり賑わっているようだ。景気は良くなって欲しいが、感染が広がらないことを願いたい。 そんな世間とは関係なく、先日、子供の頃によく遊んだ神社(上石田二丁目の三社諏訪神社)とその周辺をブラブラ歩いてみた。 神社北側は昔から住宅は多かったが、当時の神社南側はリンゴ畑や田んぼや小川など典型的な田園風景が広がっていた。ところが、今は南側も住宅がびっしりで昔の面影は全くない。しかし、境内には木々が生い茂り、鳥居や神殿は昔と変わらない佇まいで、まるでタイムスリップしたようだった。 暫く境内のベンチに座ってボーっとしていたら、ここで三角ベースの野球をやったり、木登りやブランコや鉄棒などでよく遊んだことや、夏休みの夜の子供映画会のことなどを思い出した。他にも、おばあちゃんに小遣いをねだり、5円貰って駄菓子屋でキャラメルなどを買ったことや、紙芝居が来た時に型抜きのお菓子を買って舐めたこと、更に、道端でメンコやビー玉やゴム紐跳びで遊んだことなど、色々と懐かしく思い出された。 高齢になった今、子供の頃や今までの楽しかったことを思い出すことが時々ある。今は無邪気に遊ぶなんてことはできないが、高齢でもできる楽しいことを今後もどんどんやっていきたい。 ※去年の2月にも似たようなことを書いていた。⇒ 2022 [No.4] [No.14] 23.5.15 東北ドライブ旅行 2年前の北海道一周単独ドライブ旅行に味を占め、今回は青森をメインに5月9日から15日まで1週間の旅を楽しんだ。 ⇒ 旅行記 Memory [No.97] [No.15] 23.5.25 飲み過ぎたのは・・・ 先日の土曜日に高校同期の懇親会があった。その日は母校の全体同窓会もあったのだが、コロナの影響で人数制限があってそちらへは行かなかった。 夕方、同期懇親会の会場へ行ったら、何と55名もが集まり驚いた。そして、普通なら宴会中に各人が近況報告などをするのだが、これだけの人数だとそうもいかず、出席者名簿の番号と名前を言うだけだった。しかしその間も、そこらじゅうで雑談が盛り上がっていた。 懇親会では、生ビールだけにしておけば良かったものを、会話が弾み、瓶ビールや白ワインも相当に飲み、かなり回ってしまった。そもそも、次の日には大事な用事があるので、二次会へは行かないつもりだったが、そんなことも忘れてカラオケで遅くまで騒いでしまった。 だから、日曜日は酷い二日酔いで、朝7時から団地の一斉清掃、9時半から15時まで韮崎のイベントでのバンド仕事、夜は民生委員の会合と、大変な一日だった。トランペットはロクな音しか出せなくて最悪だった。 更に、二日酔いだけでなく、カラオケで何を歌ったのか、勘定を払ったのか、どうやって帰ったのかなど、全く記憶喪失の体だった。今後は、飲み過ぎないことと、ビールとワインは絶対にチャンポンにしないこと、の二つを肝に銘じ、適度に楽しく飲みたいと思う。 [No.16] 23.6.6 あれこれ色々 今月2日~3日は「いばら会」のドライブ旅行だった。本来はバイクツーリングを楽しむ会なのだが、台風2号と梅雨前線の雨のため、参加者全員がクルマ(4台)での参加だった。2日は雨が酷くて、どこへも寄らず草津のホテルへ直行したが、3日は好天となり、小諸の懐古園をのんびり散策し、長野の田舎をドライブし、奥蓼科の「御射鹿池」へ行ったりした。 4日には6回目のコロナワクチン(モデルナ)を接種した。翌日は注射した所の痛みはあったものの、体のだるさは殆ど無く、熱も出ず、今迄で一番楽だった。幸いにしてこれまで感染したことはなく、今はマスクも着用していないが、今後、万が一感染しても死ぬようなことはないだろう。 民生委員は3期7年目で、4月からは自治会長もやっている。定例の会合の他にも色々な行事があり、地区の行事には以前は自治会長が必ず参加していたが今年から自治会の役員が交替で出るように変えたので少し楽になっている。しかし、自治会にも色々と問題があってなかなか大変だ。自治会長の任期はまだ10か月もある。 しかしまあ、嫌々ながらも活動できることは身体が動きアタマも働いているからで、日頃の山歩やサイクリングが功を奏しているのだろう。それに、色々と好きなことをやっているからストレスも溜まらないのだと思う。歳とともに機能低下は避けられないが、何とか元気に長生きしたいものだ。 [No.17] 23.6.16 暇な考え 梅雨に入りうっとおしい日々が続き、出かけることもままならず、ぼんやりと考え事をする時間が結構ある。72歳を過ぎて平均寿命まであと10年程となってきて、どうしても今後のことを考えてしまう。 別に、100歳まで生きたいとは思っていないが、希望としては、一人で何でもできている適当な頃に、「家で」ぽっくりと逝けたらいいと思っている。出来れば88歳あたりで。(88は縁起が良さそうだから。笑) そうは言っても、それまでにガンが見つかったり認知症になるかもしれない。ガンは痛みが酷いらしいが、最終盤に痛み止めの多量投与になるまでは、自分の意識と尊厳は保っていられると思う。 しかし、認知症になったら最悪だ。思考力や記憶力はなくなり、人間の尊厳もなくなってしまう。ガンも家族に迷惑をかけるだろうが、認知症の人がどれだけ家族に迷惑をかけるかは実際に色々と見聞している。 病気は早期発見・早期治療と言われるが、治療したところで先が知れているし、病院通いと薬漬けの毎日では生きていても楽しくはないだろう。ましてや、認知症にでもなったら生きる屍と言っても過言ではない。だから、何とか体力・気力・思考力があるうちにやりたいことをやっておきたい。 [No.18] 23.6.26 コロナの今 5月9日以降の新型コロナの感染状況は、厚労省が「定点把握」という形で、全国約5000の医療機関の報告により、1週間に確認された1医療機関あたりの感染者数の平均値を毎週金曜日に公表している。 直近の6月12日から18日までの数値は、全国が5.60人(前週5.11)、山梨県は6.44人(前週5.68)で、どちらも増えている。しかし、この数値では感染状況がイマイチ良く分からない。 今まで散々騒いできたのに、5類になった途端にテレビなどでの感染情報は極端に減り、マスクの着用は個人の判断に任され、飲食店などでもアクリル板の仕切りは一切見なくなった。正に”激変”という感じだ。 しかしながら、外では相変わらず殆どの人がマスクを着けている。自分はもうマスクは着用していないが、病院や歯医者通いの時は病院・医院の要請に従いマスクを着用している。 これからコロナがどうなるか分からないが、ワクチンを何回も接種していることだし、皆、いい加減にマスクは外したらどうなんだろうか。もしまた感染が拡大し死亡者が増えるようであれば、それは国の判断ミスだから政府に責任を取って貰うしかない。 [No.19] 23.7.7 暇な考え・続 [No.17]の続きになるが、いつ具合が悪くなるか分からないので、本人の意思による、いわゆる安楽死(又は尊厳死)を認める法律の制定を強く希望している。世界には既に法制化されている国が幾つもある。 自分は、認知症になったら安楽死させて欲しいと願っている。思考力も記憶力もなく、家族も分からず、普通に行動できない状態になったら生きていても仕方がない。また、寝たきりになって人工呼吸器のお世話になっているような場合にも安楽死させて欲しいと思う。 安楽死については、本人にちゃんとした思考力と行動力があるうちに、本人の希望と配偶者または親族の同意と、どういう状態になったら安楽死を実行するのか、更に、実際に安楽死を行う医療機関の確認など、それらを記した合意書を作成しておけば良いのではないか。 安楽死の法制化には反対という人もいるが、希望者が選択すればいい事なので、何の問題もないと思う。将来のある若者の自殺についてはきめ細かな対策を講じる必要はあるが、老い先の短い高齢者にはその必要はない。もう十分に長い人生を送って来たのだから。 ただ、合意書があっても、配偶者や親族が、いつ医療機関に安楽死を依頼するかという問題は残る。だから、ぽっくりと逝くのが一番だと思う。今はそうなることを願っている。 [No.20] 23.7.17 ネットの健全化 先日、タレントのryucellさんが亡くなった。死因は自殺で、SNSの誹謗中傷が原因ではないかと言われている。3年前にも、テレビ番組に出ていた女子プロレスラーがSNSの誹謗中傷により自殺した出来事があった。 今まで、SNSのアカウント取得については厳格な本人確認がなく、誰でも簡単に取れていたと思う。だから、匿名での誹謗中傷の投稿が罷り通り、投稿者の特定も非常に困難のようだ。 そこで、既存のSNSアカウントもこれから取得するアカウントも、SNS事業者が本人確認を行うようにすれば良いと思う。銀行口座の開設やクレジットカードの作成、電話番号の取得などと同じように、本人確認を厳格にすれば良いのではないか。 ただ、新規のアカウントはともかく、既存のアカウントの本人確認は相当に面倒だと思うので、もう一つの案として、SNSへの投稿の際にその内容をAIがチェックし、誹謗中傷や不適切な文言があったら投稿できないという方法も考えられる。これなら今すぐにできるだろうし、「闇バイト」なども無くなるのではないだろうか。 メールについても、アカウント取得の際の本人確認と、AIによるメール送信時の内容チェックがあれば、迷惑メールや詐欺メールは大幅に減るのではないだろうか。AIを活用してネットの健全化を図って欲しいと思う。 [No.21] 23.7.27 怖い世の中 先日、甲府の時計店で高級腕時計(24個2300万円相当)が強奪された事件があったが、3人の強盗犯と運転手役はその日のうちに捕まった。また、富士吉田でトレーディングカードを盗んだ東京の25歳の男性が逮捕・起訴されたニュースもあった。 詳細は分からないが、どちらも「闇バイト」がきっかけの犯行だったようで、実行犯は捕まっても、指示した奴はなかなか捕まらない。指示した奴らは日頃から全国各地の盗めそうな店舗を物色しているようだ。 今の若者はバイトや派遣などの非正規労働も多く、給料が安くても欲しいものは色々あり、高額報酬に釣られて闇バイトに応募してしまうのだろう。 話によると、闇バイトに応募すると、免許証の提示や家族構成なども訊かれ、ヤバい仕事と分かった時点で止めようとしても、家族に影響が及ぶと脅され簡単には止められないらしい。その上、盗みが成功したとしても、報酬はロクに貰えないらしい。捕まったら使い捨てにされるだけ。 簡単に高額報酬が手に入るような美味しい仕事は世の中にはない。自分の能力の範囲内の仕事に就くか、もっと能力を高めて高給な仕事を見つけるか、どちらかしかないだろう。 [No.22] 23.8.8 将来のために 世界気象機関(WMO)のターラス事務局長は「地球温暖化の影響で異常気象の頻度は増しており、残念ながら『新たな日常』になりつつある」と警鐘を鳴らしている。また、国連のグテーレス事務総長は「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が来た」と警告し、各国や企業に対し、温暖化対策を加速させるように訴えてもいる。 温暖化の原因は温室効果ガスの過剰な増加で、なかでも二酸化炭素は最も影響が大きく、特に多く排出するのは火力発電所だそうだ。今後は脱炭素社会に向けて再生可能エネルギーの利用を推進する必要があるが、全ての電力を再生可能エネルギーで賄えるようになるまでは、原子力発電の利用も必要であろう。 二酸化炭素の排出を減らすと言っても、個人的には節電とガソリン車の利用を減らすことくらいしか思いつかない。最近、自動車はバッテリーで走る車(BEV)の利用が増えて来ているが、バッテリーを充電するために火力発電の電気を利用する限り二酸化炭素の排出はゼロにはできない。 日本ではまだまだ化石燃料を使う車が多く、二酸化炭素を多量に排出している。早急に二酸化炭素の排出ゼロを実現しないと、将来的に大変なことになって来るだろう。日本は今後、BEVより充電の必要がなく二酸化炭素を全く排出しない水素を利用する自動車(FCV)の開発・普及を官民が一体となって強力に推進していくべきだと思う。 ・WMO=World Meteorological Organization, 世界気象機関 [No.23] 23.8.18 秋はもうすぐ 地球温暖化が顕著になる前は、お盆を過ぎれば涼風も吹くようになって、朝晩は多少過ごしやすくなっていた気がする。しかし最近は、気候変動とか異常気象とかで、気温は異常に高く、雨は極端に多く、昔とはだいぶ感じが違っているような気がする。 小学校の夏休みの暑い日にはほぼ毎日、プール(相生の中楯プールや飯田の市営プール)へ行って泳いだものだ。プールが休みの時には荒川で泳いだりもした。その当時も暑かっただろうが、「日射病」はあったが、今の「熱中症」のようにそんなに注意喚起されてはいなかったと思う。 しかし今は、連日のように「熱中症警戒アラート」が出され、いくら暇だとはいっても、気軽に外へは出られない。山歩やサイクリングに出かけたいのは山々だが無理はしたくない。だから、少々ストレスは溜まっている。 まあ、早く涼しくなってくれることを願うのみだが、あと2週間もすれば間違いなく9月になり、カレンダー上では「秋」になる。しかし、秋といっても最近の気象状況では、残暑が厳しいかもしれないし、雨も多いかもしれない。だから、あまり期待せず、自然の成り行きに任せるしかない。 9月といえば・・・この曲で決まり! [No.24] 23.8.28 世間知らず 最近は、テレビで直に見るのは定時のニュースくらいで、見たい番組は予約録画して後で見ることが多い。たまに民放番組を直に見ることもあるが、CMの多さに参ってしまう。 よく見る(録画する)番組は、ドキュメンタリーや洋画などが主で、ためになりそうなバラエティー番組も録るが、ドラマや芸人ばかりの番組などは殆ど見ない。また、最近は音楽番組も少ないが、ソロ歌手よりグループ全盛で音楽レベルが低くダンスが中心で、面白くないので見ることもない。 録画した番組を見るときは早見早聞モードで見たり、民放番組ではCMは飛ばしている。でも、あまりCMを見ないと新製品や流行などが分からず、ある意味、「世間知らず」になってしまうことは否めない。 昔、勤めていた頃は、幅広い世代の人たちとの交わりもあって、ある程度の流行情報なども知っておく必要もあったので、テレビや新聞は必要不可欠だった。しかし、今の無職年金暮らしでは、巷の流行などを知らなくても困ることはない。それに、欲しい情報はいつでも簡単にネットで入手できるので、昔ほどテレビは見ないし、新聞も取らなくなって久しいが、「世間知らず」でも特に問題はない。 [No.25] 23.9.9 暑かった8月 今年の甲府の8月は、最高気温が30℃を下回ったのは1日だけで、真夏日は17日、猛暑日は13日、熱帯夜は9日だった。雨が降った日は4日あったが、いずれも少量だった。気象庁は「今年の夏は異常気象と言える」とコメントしていた。 毎日のように「熱中症警戒アラート」が出され、なかなか外へ出かけることができなかった。でも、食料品や日用品などの買い出しには行かなければならず、クルマはカミさんが通勤に使っていて無いので、自転車で行かざるを得なかった。 だから、お店の開店時間(9時)に合わせ、気温が高くならないうちに(といっても既に30℃近いが)出かけていた。近くのウエルシア甲府武田店なら大したことはないが、約4km離れたザ・ビッグ甲府長松寺店(WAONポイントが貯まるので)までの往復は決死の覚悟(?)だった。それに、自転車の前カゴがスポーツタイプで小さくて、あまり多くは買えず、週に2回ほどは出かけていた。 そんな8月も終わり9月になったが、まだまだ残暑は厳しい。これ以上の地球温暖化を阻止するために各国がしっかりと対策して行かないと、これからの地球の気象状況はどうなるのか、とても心配だ。まあ、それはともかくとして、そろそろ山歩やサイクリングに出かけたい。 [No.26] 23.9.19 「酒とバラの日々」 9月前半は飲み会が多かった。 2日にカラオケの「あやの会」とその前飲み会、6日に市役所OB・OGの「デモイン会」、8日に新宿・SOMEDAYライブの前飲み会、14日に「山歩クラブ」の飲み会と二次会、15日にバンド有志の飲み会、と5回も飲み会があって、正に「酒とバラの日々」という感じだった。 14日の二次会では日本酒を痛飲してしまい、15日の朝は二日酔いで、予定されていた市職員との敬老祝い金の支給(4名分)をウッカリ忘れそうになった。少々慌ててしまったが、無事に配布できて事なきを得た。そして、その晩も連チャンで飲み会だった。 飲み会では生ビールをジョッキ3~4杯(+α)ほど飲むが、いずれの飲み会でも悪酔いすることもなく、記憶喪失のようなこともなかった。酒を酌み交わしながら色々と話をすることは、気分が良くて楽しいだけでなく、新たな知見があったり、親交が深まったり、とても有意義なものだと思う。 今後もできるだけ長く、良き友や仲間との交流を大切に、楽しい飲み会の時間を持ちたいと思う。良き友や仲間は自分にとっては大切な宝である。 ⇒ Days Of Wine and Roses [No.27] 23.9.28 瀬戸内四国旅行 明日からカミさんと4泊5日の旅行に出かける。 29日は甲府から身延線と新幹線で岡山へ行き宿泊。30日からレンタカーで、「しまなみ海道」で四国入りし高知へ宿泊。10月1日は室戸岬へ寄ってから徳島へ宿泊。2日は金刀比羅宮を参拝し、「瀬戸大橋」で倉敷に寄って岡山へ戻り、3日に岡山から新幹線と身延線で甲府へ帰って来る予定。 天気の方はまずまずのようで一安心。運転に気を付けて、楽しい旅行にしたい。 今回の旅行が無事に終われば、四国全制覇となり、目標の「47都道府県完全制覇」は、九州(大分県以外)と和歌山県を残すのみとなる。元気に動けるうちに完全制覇を達成したい。 ⇒ 旅行記(Memory No.98) [No.28] 23.10.10 旅は楽し 秋と言えばやはり行楽シーズン。この頃は暑くもなく寒くもなく、出かけるには持って来いの時季である。 そんな中、先月末からカミさんと4泊5日の瀬戸内四国周遊ドライブに行ってきた。行先の観光地などの情報は色々と知っていたが、実際に自分の目で見て感激したり納得することができた。正に「百聞は一見に如かず」である。それに、初めての地のドライブは目に入って来るもの全てが新鮮で、長く運転していても飽きることはなくドライブを楽しめた。 また先日は、高校同期仲間の「いばら会」の1泊旅行もあった。本来この会はバイク・ツーリングのグループであるが、今回はバイク1台だけで少し淋しかった。自分は2017年の事故以降はバイクに乗れなくなってしまったが、まあ、歳とともにバイクからクルマに変わって行くことは仕方がない。しかし、バイクでもクルマでも、気の合った仲間と同じ時間を共有することは良いものである。 これからは肉体的にも精神的にも段々と出かけることが難しくなって来るだろう。しかし、目標の「47都道府県完全制覇」の達成に向け、もう少し頑張りたいと思う。 [No.29] 23.10.20 世代交代 先の15日に、所属するバンド Swing Bird Jazz Orch. のファミリー・コンサートがアピオ甲府タワー館6階で行われた。各バンドメンバーの身内や知り合い50数名を招待し、バンドの紹介と日頃の練習の成果を披露したコンサートだった。 ⇒ [YouTube] このコンサートは、このNoteの [No.2] で自分が希望したコンサートが実現したものだが、自分の思い描いていたコンサートとは構成・内容が全く違ってしまい、個人的には不満の残るコンサートだった。 最近は、バンドの運営や演奏曲の選曲などについて、自分と他のメンバーとの考えの違いを感じている。「楽しくなければジャズじゃない」、「スイングしなければビッグバンドじゃない」という根本的なところは同じだと思うが、その選曲や曲の解釈などについて、自分の思いとは微妙に違っていて、練習にも何となく身が入らない感じになっている。 高校時代からビッグバンドのサウンドに魅せられ、バンドの一体感が心地よく、この歳まで趣味として長く続けて来たバンド活動だが、時代は否応なく変わって来ている。そろそろ引き際かと思う今日この頃である。「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」を実践する時が近づいて来ているようだ。 [No.30] 23.10.30 もう73歳 1週間前の23日は73歳の誕生日だった。その日は友人と櫛形山へ登ることになっていて、秋晴れの好天の中、西に雄大な南アルプスの連峰、南に孤高の富士山、東の眼下に甲府盆地と、素晴らしい景色に感動しながら気持ち良く山歩していた。 そんな中、何人かの友達から誕生日のお祝いメッセージが届いた。山歩中だったのでまともな返信が出来ず申し訳なかったが、誕生日に祝って貰えることはやっぱり嬉しいものだ。でも、もう歳は取りたくないね。 今夏は高温のためほとんど出歩くことができなかった。そのせいか、最近はサイクリングでも山歩でも以前のような持久力が無く、途中で休む回数が多くなってきた。そんな時は否応なしに歳を取ったことを実感する。 日本人男性の平均寿命は81歳程度のようだが、欲を言えば、88歳までは元気に生きて、その後にぽっくりと逝くことを願っている。そうは言っても、思い通りにいかないのが世の常。しかしまあ、これからも積極的に身体を動かし、友達との交流を大切にし、やりたいことをやってストレスを溜めない、そんな生き方をしていきたい。 一度しかない人生。悔いの無いように残り時間を過ごしていきたい。 [No.31] 23.11.11 バイク事故その後 2017年11月9日のバイク事故から6年が経つ。事故現場からの救急車で搬送中に意識が戻ったという結構ヤバイ事故だったので、入院中にカミさんに「もうバイクには乗らない!」と言ってしまった。そんな訳で新たにバイクを買うことはできず、以来、バイクには乗っていない。 退院後4か月ほどの期待外れのリハビリも終わった頃、少しは身体を動かさないとマズイと思い、近くの湯村山を何回か歩いてみた。そしたらこれが意外と新鮮で達成感もあって気分も良く、段々と山歩きが好きになっていった。2021年1月からは高校同期の友人と山歩クラブを結成し、グループでの山歩(+α)も楽しんでいる。 また、2020年3月9日にはバイクの代わりに上り坂でも楽な電動アシスト自転車を買い、サイクリングをするようになった。最初の頃はサイクリングロードなどの平地を走っていたが、徐々に行動範囲が拡大し、昔バイクで走った山道や今までに行ったことのない所へ行ってみたりしている。急勾配の上り坂はちょっとキツイけれど、風を受けながらの走りは本当に気持ちが良い。 山歩もサイクリングもバイクに乗らなくなったからこそ出来るようになったもので、どちらも足腰の鍛錬になりとても健康的で、精神的にもリラックスできる有意義な活動だと思っている。これからも、山歩もサイクリングも「晴動雨休」で長く楽しんでいきたい。 [No.32] 23.11.21 働く・働かない 最近、高齢者の就労状況についてテレビのニュースを見て気になったので、ネットで検索したら2020年のデータがあった。 それによると、働いている高齢者は906万人で、男性は3人に1人が働いているそうだ。細かい内容はリンク先を見て貰いたいが、それらのデータをどう捉えれば良いのか分からない。働くか働かないかはそれぞれの家庭の事情や個人的理由によるものだから、その状況や数字については「そうなんだ」と思うしかない。 自分は、2017年7月以降は全く就労していない。その理由は、60歳以降の職場で酷い人間関係を何回か経験し、もし働くなら余程のところでないと働きたくないという理由もあるが、それより、根っからの楽観的性格で、年金と少々の貯えで何とか暮らしていけるだろうと思っていて、先の短い人生を自由気儘に生きて行きたいと思っているからだ。 いずれにしても、働こうが働かまいが、健康な身体と健全な精神を維持して、他人に迷惑を掛けず、他人が何と言おうが、自分の思うとおりに生きて行けば良いだけ、ということだろう。 [No.33] 23.12.2 今年も12月が来た 時の流れは本当に速い。1年なんてあっという間だ。あと何回12月を迎えることができるのだろうか。 思うに、自分的には、年の初めの1月はこれからの1年をちゃんと生きられるのだろうかという不安感があるが、12月になると何とか1年を生きてきたという達成感と満足感がある。 しかし、高齢になってくると、カラダの動きもアタマの働きも段々と悪くなり、いつあの世へ行くか分からないという不安感が大きくなって来て、将来に明るい展望を持つことなどはできない。でもまあ、あまり悲観的になっても仕方がない。 だから、ただただ毎日を元気に生きて行くだけ。そのためには、ストレスの溜まることは極力避け、適度な運動と節制で健康を維持し、趣味や周りの人との交流を積極的に行うことなど、そういうことが大切だと思う。しかし、あまりストイックにならず、強弱・硬軟を織り交ぜて、ちょっと古いが "Slow Life" で前向きに行こうと思う。 [No.34] 23.12.12 年末雑感 今年も残り3週間を切った。暮れは何事もなく平穏無事に終わって欲しいと願いたいが、政界では裏金疑惑が持ち上がり連日世間を賑わしている。今のところ疑惑が持たれている自民党安倍派の幹部連は誰もちゃんと説明しようとしないし、疑惑は他の議員にも広がっている。 そもそも、国会議員は彼等の待遇や金銭処理などについて、自分達に都合の良いように法律を作ってしまう。一般国民や事業者などはお金のやり取りに領収書がなければ脱税で処分されたりするが、国会議員にはそういうことは滅多にない。 だから、国会議員に関する法律は、国会議員に関与させず、有識者などで構成する第三者機関かなんかで法案を作り、最後は国民投票に諮って法律にするようにしたらどうかと思うが、そんなことは絶対に国会が許さないだろうし、もしそうなったとしても第三者機関のメンバーを選ぶ時には政党の強い関与があって上手くいかないだろう。 まあ、なんだかんだ言っても、結局は選挙で全ての有権者がしっかりと選挙権を行使して、ちゃんとした候補者を見極めて投票することに尽きるのではないだろうか。最近の選挙の投票率の低さは酷いね。 [No.35] 23.12.22 地球は一つ、平和が一番 今年も個人的には何とか安寧に終われそうだが、国内的には自民党の裏金疑惑で政治不信が一段と強まり、国際的にはウクライナとロシアの戦争だけでなく、イスラエルのパレスチナ・ガザ地区への無差別な攻撃も続いていて、悲惨な年末を迎えようとしている。 この状況を突き詰めて行くと、結局は、各国のリーダーの能力不足と言えるのではないか。日本では岸田内閣の支持率が各種調査で20%前後という悲惨な状況だ。そして、アメリカ、中国、ロシア、イスラエル、北朝鮮などのリーダーは皆、地球的平和意識が欠如していると言わざるを得ない。 国連も安全保障理事会が全く役に立たない。常任理事国が拒否権を使った場合は総会の投票で決議するように変えるべきではないだろうか。常任理事国5か国だけの拒否権で決議できないなんて愚の骨頂だ。 しかしまあ、いくらそんなことを言っても、アメリカ、中国、ロシアの3か国のリーダーを始め、専制的な国のリーダーたちも、同じ国際平和感覚を持たない限り進展はない。いつになったら、全ての国、全ての民族が平和に安心して暮らせるようになるのだろうか。 地球上の全ての人々が平穏に暮らせることを祈念しつつ2023年を終え、希望の見える2024年になって欲しいと願う。 |