Note 2024 [misc.]

[No.11] 4.14 楽しく歩こう

 先日、北杜市武川町のサクラを見に行ってきた。サクラの開花状況と天気予報の兼ね合いで日を決めたが、薄曇りの空でサクラ見物にはちょっと残念だった。しかし、残雪の八ヶ岳や甲斐駒などが眺望でき、田んぼと畑が広がる田園風景の中を歩けてとても新鮮な感じがした。

 普段は地元の湯村山や法泉寺山などを歩いているが、武川の農村地帯を歩いていると、子供の頃の上石田の田舎を思い出し、郷愁も感じられた。また、同じ歩くにしても、家やビルが建ち並ぶ街中と違って、田舎は自然が豊かで解放感もあり、リラックスした歩きができる。

 歳とともに足腰は徐々に弱って来るが、まだまだ行ってみたいところは沢山ある。いつまでも自分の足でちゃんと歩けるよう、日頃から足腰の鍛錬を兼ねて歩くようにしている。ただ、最近は天候不順で雨が多かったり、極端な高温があったりで、出かけられないことも多いが、無理をせずに楽しく歩こうと思う。

【後記】真原桜並木通り(↓)と實相寺の神代桜は来年も見に行きたい。


[No.10] 4.4 不測の事態

 昨年一杯でバンドを辞め、自治会の組長と自治会長の役目も3月で終わり、4月からは色々とやりたいことが出来ると思っていたが、予想外の展開となり、今後の自由な行動や年初に立てた計画の実現などが難しくなってきた。

 というのは、今住んでいる市営住宅の家賃が、近年の世帯所得状況により、4月から大幅に上がることになり、この所得が続くと2年後には退去を勧告されるそうで、それを回避するには、今年のカミさんの所得を抑えなければならないのだ。

 それで、カミさんの勤め先の勤務日数を今年だけ大幅に減らしてもらうことになったので、これからはカミさんと一緒の時間が格段に多くなってくる。そうなるとそれなりにカミさんサービスが不可欠となり、今までのように自由気儘な行動は出来なくなってくるという訳だ。

 自分が元気でいられる残り時間は余り無いと思うので、色々とやりたいようにやりたいところだが、まあ、今年は致し方ないだろう。さて、どんなカミさんサービスをやれば良いのだろうか?

※ちょっと気分転換したかったので、トップページのタイトル字と画像を変えてみた。Thad Jones - Mel Lewis「Consummation


[No.9] 3.23 民生委員

 民生委員になって3期8年目になる。担当地区の住民の困り事や悩み事などについて相談やアドバイスなどを行っている。その中で最近対応した一人暮らしの高齢女性2人については他人事ではないと思った。

 一人は88歳で足腰が弱く体調もそれほど良くない方で、数日前にコンビニで倒れてしまい救急車を呼んだと聞き、彼女の懸念と希望していることなどについて、市役所の担当部署へ相談に行ったり、包括支援センターへの連絡などを行い、彼女の意向に沿えるように動いたが、実現に至るのはまだ先になりそうだ。

 もう一人は82歳で、自転車で近くのスーパーへ買い物に行くほど元気だが、子供は無く、身内も遠くにいる兄さんだけで、自分の万一のことをとても心配している。どうすれば良いかは難しい問題だが、長時間に渡ってじっくりと話し合ったことで彼女の気持ちも落ち着いたようで良かった。

 他にも、外で高齢者などに出会った時は、声を掛けたり、簡単な事は手伝ったり、相談に乗ったりしているが、皆それぞれに悩みや困り事はあるものだ。しかし、民生委員としては行政への橋渡し役しか出来ない点にもどかしさを感じることもある。

 あと1年8か月で3期目の任期が終わるが、力不足の自分に代わって、適役の後任者が見つかれば良いのだが・・・。


[No.8] 3.13 記録と記憶

 少し前の話だが、某文科大臣が、前回の選挙時に撮られた写真を見せられても「記憶にない。そういうことがあったかも知れない」と曖昧な返答に終始していて、正に「嘘も方便」そのものだった。

 個人的には、写真や動画などの記録は出来るだけ残しておくべきだと思っている。幼少期のものの記憶には難があるが、高校生以降のものは大概は記憶が蘇り、色々なことが思い出され、ある種の充実感を得ることができる。

 まあ、それがどうしたと言われるかも知れないが、写真やアルバムやスマホの写真などは自分の死後には処分されるのがオチだ。でも、無料クラウドストレージへ保存しておけば半永久的に残り、そのリンクをどこかに記しておけば誰でも見ることができ、後世へも伝えられる。だから、折々に撮った写真や動画は出来るだけクラウドへ保存している。

 ちっぽけな無名の人間ではあるが、その人生は唯一であり、その一部を誰にでも見られるように残しておくことは、自分の生きた証を忘れ去られたくないという承認欲求と自己満足的安心感なのかも知れない。


[No.7] 3.3 新たな活動

 高校と大学が同じの2年上のM先輩が今秋にジャズのイベントを計画していて、その手伝いをするようになった。

 イベントの趣旨は、県内の小中学校と高校のブラスバンド部の児童・生徒達にジャズバンドの生演奏を聴いてもらい、ジャズに興味を持ってもらうことと、生涯に渡ってジャズに親しんでもらおうというものだ。

 今年は10月27日にコンサートの開催を予定しているが、長期的には「ジャズの街・甲府」の一環として、定期的なイベントに発展させたいという希望も持っている。

 そのための行動として、先ず、実行委員会とその事務局組織の立ち上げ、県・市及び教育委員会・学校等への対応、イベント会場の確保、出演バンドの選定及び交渉、広報PR活動の推進、などなど。様々な仕事をこなして行かなければならない。色々と困難もあると思うが、M先輩を全面的に支えて行動していくつもりだ。

 個人的には、昨年末にビッグバンドを退団して、ジャズとは縁遠くなると思っていたが、またジャズに係わる活動に携わることになったことは自分の宿命なのかとも思う。

 ※今の心境は ⇒ April In Paris - Count Basie (YouTube)


[No.6] 2.22 老化の始まり

 この Note は、2018年3月から「ボケ・認知症の防止」のため、月に3回、日を決めて書き込むようにして、6年が経とうとしている。

 2019年には「10年は頑張りたい」なんて書いていたが、2022年には「何を書こうか悩む」とも書いていた。そしてまた最近、何を書いたら良いのか、なかなかアイディアが浮かんで来ないことが時々ある。いよいよ老化が始まってきたのだろうか?

 「ボケ」も困るが、一番困るのは「認知症」だ。認知症になったら生きていても仕方がないと思う。だから、日本でも早く安楽死法を制定して欲しい。まだアタマがしっかりしているうちに自分が認知症になったときの死期を指定できればどんなに幸せなことか。

 「死」のことなど考えずに、毎日を元気に思いどおりに生きて行けば良いのだろうが、どうしても、自分の人生の「終わり方」を考えてしまう。思い通りには行かないことは分かっているが・・・。


[No.5] 2.12 ジェネレーションギャップ

 1990年代後半から2000年代前半に生まれた世代のことを「Z世代」と言い、「デジタルネイティブ世代」とも言うそうだ。考え方や行動が独特のようだが、Z世代の人との付き合いがないのでどんな感じなのか全く分からない。

 しかし、いつの時代にも若い世代には独特の文化があったように思う。我々も20歳前後の頃には、長髪にベルボトムジーンズとサファリジャケットという格好が多かったし、考え方も独特で学生運動も激しかった。

 今のテレビ番組もつまらない。どの番組もお笑い芸人の出演が多く、良い番組もあるが、面白いだけでくだらない番組が多い。
 音楽面でも一人で歌う歌手はほとんどいなくて、踊って歌うグループが全盛で、訳の分からない名前のバンドグループも色々とある。今どきの歌には全く興味が湧かない。

 若い人との接点はないし、テレビの若い人向きの番組も見ないから、若い世代とは縁遠くなっている。最近はLINEで文章の最後に句点(。)が付いていると怖いとか、訳の分からないことを言う若者もいるようで、全く理解不能である。

 まあ、いつの時代も世代間のギャップはあると思うが、若い人たちのことを気にしても仕方がない。これからの日本を背負って行くのは間違いなく今の若い人たちだ。そして、自分はその将来を見届ける前にこの世から消え去ることも間違いない。


[No.4] 2.2 今年の旅行計画

 バンドも辞め、自治会長の役も3月で終わるが、民生委員はまだ任期が2年残っていて、毎月21日の定例会と年数回の行事へは参加しなければならない。そんな状況で今年の旅行計画を考えてみた。

 先ずは、九州周遊ドライブ旅行だ。日程は5月下旬頃の1週間程度で、内容は北海道や東北の周遊ドライブのように自由気ままな一人旅を考えている。

 カミさんと一緒のドライブ旅行もやらなければマズいので、全都道府県制覇計画でまだ行っていない和歌山県か、カミさんが行きたがっている白川郷か、秋頃にカミさんの意向次第で決めて行こうと思っている。

 他にも、いばら会の1泊旅行が春と秋にあるだろうし、44会の秋の旅行にも久し振りに参加したいし、大学バンドのOB会や友人との旅行もあるかもしれない。

 また、久し振りに海外旅行へも行きたいが、現状の円安ではちょっと考えてしまう。でも行くなら、まだ行ったことのないオーストラリアかタイあたりへ行ってみたい。

 こんな感じで今年の旅行を考えているが、出かけるためには健康はもちろん、足腰もしっかりしていなければ駄目だ。だから、普段から健康に留意して、山歩やサイクリングで積極的に身体を動かしていきたい。


[No.3] 1.21 バンド退団

 昨年末に8年半在籍した Swing Bird Jazz Orchestra を退団した。退団の理由は、単純に「面白くなくなった」ということ。仕事なら多少のストレスは我慢できるが、趣味でやっていることにストレスを感じたらやめた方がいいと思ったからである。

 中学2年からトロンボーンを吹き始め、高校のブラスバンドで初めてビッグバンドジャズを知り、そのサウンドとスイング感に魅了され、大学でも、また社会人になっても、50歳までビッグバンドやブラスバンドでトロンボーンを吹き続けた。

 横浜に在住していた60歳のときに大学OBバンドが結成され、一念発起してトランペットを吹き始めることになった。仕事で熱海に引っ越した後も、そして、62歳で甲府へ戻ってきてからも、64歳の時に Swing Bird に加入し、二つのビッグバンドを楽しんでいた。大学OBバンドは先輩とバンドの認識違いがあって65歳の時にやめたが、Swing Bird はずっと楽しんできた。

 しかし、2年半ほど前に厭なことがあって以来、退団を考えるようになった。その後、バンド執行部のバンド運営や選曲について違和感を覚えるようになり、昨年末に発表された今年3月のライブイベントには全く賛同できなかったので退団を決断した。

 ビッグバンドに未練はあるが、Swing Bird の退団に後悔はない。ただ、これからもトランペットは吹き続けて行きたい。


[No.2] 1.11 正月早々の驚愕

 今迄に何回も正月を迎えてきたが、今年のような悲惨な正月は初めてだ。地震と航空機事故で亡くなられた方々の冥福を祈るとともに、早期の被災地の復旧と一刻も早い被災者の安寧な生活の回復を願いたい。

 それにしても、元日の地震には驚いた。お昼に一杯やった後、炬燵にあたってうとうとしていたら、突然スマホがけたたましい警報音を発してビックリ。地震警報だった。直後に建物の横揺れが始まり、結構長く揺れていたように感じた。
 その後でテレビをつけたら、津波が来るから早く非難するようにと女性アナウンサーが絶叫していた。暫くして、刻々と被害状況が明らかになってきたが、その酷さにはただただ驚くばかりだった。

 そして、次の日は羽田空港の衝突炎上事故でまたビックリ。海保機の機長以外の乗員5名は残念ながら亡くなってしまったが、日航機の乗客乗員379名全員が脱出できたことは不幸中の幸いだった。
 ただ、ペット2匹を助けられなかったことが後々の問題になっている。公共交通機関におけるペットの取り扱いについては広範な議論が必要だろう。
 地震は天災で今の科学では予知は難しいが、衝突事故は人災だ。二度とこういう事故が起きないように英知を集めて改善して欲しい。

【余談】1/8にバンドライブを聞きに上京。東京駅から赤坂「B♭」まで、夕暮れウォーキング。 ⇒ Walking , B-flat


[No.1] 1.1 令和6年 謹賀新年

新年あけましておめでとうございます

本年も宜しくお願い致します。


今年も”おミサキさん”へ元旦初詣


Note 2024