[No.101] 25.5.24-31 Drive Around Kyusyu | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
47都道府県完全制覇へ向けて、7泊8日の九州周遊ドライブ旅行へ行ってきた。雨は24日の夕刻だけちょっと降ったが、全般的に薄曇りで暑くなく、雨にも降られず、トラブルもなく楽しくドライブ旅行ができた。
軽自動車(三菱ekスペース)を6日間レンタルし、走行距離1,835km、燃費23.7km/Lだった。車のカーナビはデータが古くて使えなかった。スマホアプリのmoviLinkと持参したモバイルバッテリーがとても役に立った。 九州は意外と広い。道路は沿海部の市街地は平坦だが、それ以外はアップダウンの激しい道が多かった。高速道路は幾つか整備されているが、走ったのは無料区間だけ。参ったのは熊本県五木村の国道445号の二本杉峠の先。峠を少し下ったところであまりの酷さに引き返し、別の県道159号~52号を行ってみたが、狭く曲がりくねった道が延々と続き本当に参ってしまった。後で再検討してみたら引き返さないほうが良かったようだ。 地名の読みが難しく、ローマ字を読むのに苦労するところもあった。「原」は「はる」と読むのが一般的で、宮崎県高原町は「たかはるちょう」と読む。他にも意外な読み方をする地名が沢山あったが、残念ながら記憶に残っていない。 宮崎の天岩戸(あまのいわと)神社、鹿児島の霧島神宮、福岡の太宰府天満宮の3か所を参拝した。其々のおみくじは、小吉、大吉、吉だった。霧島神宮の大鳥居は圧巻だった。 太平洋戦争関係の鹿児島県の知覧特攻平和会館と長崎市の平和公園へも行ってみた。戦争の悲惨さがよく分かる施設で、どちらにも小中学生や学生たちが大勢見学に来ていた。平和会館では特攻隊員1036名の名簿を見ることができ、山梨県には6名の隊員がいたが、甲府市出身者はいなかった。 一番印象に残ったのは吉野ヶ里歴史公園だ。入園料は大人460円だが65歳以上はシルバー料金200円。公園は予想以上に広大で全体の五分の一程度しか見られなかった。2年前に青森の三内丸山遺跡も見学したが、規模と内容の充実度は比べ物にならない。園内には案内人が多数配置されていたし、無料巡回バスも走っていた。レストランや売店もあって、ランチで食べた「やわらかチキンカレー」は美味かった。 宮崎県小林市は自分の名字と同じ名前だったので一度行ってみたいと思っていた。宮崎市からは結構離れているが、高原地帯の人口4万3千人の落ち着いた感じの町だった。移住してもいいかも。 長崎県島原市の島原鉄道大三東(おおみさき)駅は以前テレビで見て、その素朴さに感動し、一度行ってみたいと思っていたが、ホームの駅名表示板が変わってしまってちょっとガッカリだった。でも、島原へ入る前に、偶然にも諫早湾干拓堤防道路(雲仙多良シーライン)を走れてラッキーだった。 初日と最終日のホテルは事前に予約しておいたが、それ以外は行く先々で宿を探すことにしていたので、2か所はちょっと残念なホテルだった。しかし、大まかな計画だけで自由気儘に走り回る旅なので想定の範囲内だった。 今回の旅行で、47都道府県完全制覇は残すところ和歌山県だけとなった。しかし、単独長距離ドライブ旅行は今回を最後として、和歌山はカミさんと一緒に2泊程度のドライブ旅行にしようと考えている。日本各地の色々なところへ行ってみることはとても良い経験になる。まだまだ行ってないところは沢山あるので、身体が動き好奇心が衰えないうちは今後もあちこちへ出かけてみたい。
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