[No.82] 2011.3.10-13 Shanghai, China

 ⇒ PhotoSlide

[3.10 Thu]
 HISの超格安ツアーだったので成田出発は午後6時10分。家を出たのが1時過ぎ。バスで青葉台へ行き、田園都市線・半蔵門線で押上へ。押上で京成アクセス特急に乗り換えて成田へ着いたのが3時40分。搭乗時刻までたっぷり時間があったので、両替をし、マックで軽く食べ、免税店で買い物をしてから定刻に搭乗。赤ワインで機内食。
 上海浦東空港に到着後、HIS手配の現地ガイドの所に向かったら約20名が集まってきた。バスに乗りホテル「粤海酒店」へ向かったが、空港は上海の郊外(中心街から45Km)にあるので結構時間がかかった。ホテルへ着いたのは現地時間の11時頃(日本とは1時間遅れの時差)。疲れた。シャワー即就寝。

[3.11 Fri]
 ホテルの朝食はバイキング形式、質・量ともにまあまあのレベル。お粥がウマかった。ただ従業員の態度・愛想はあんまり良くなかった。
 10時30分頃、カミさんのお母さんとお兄さんがホテルにやって来た。お兄さんは日本語が話せたので大変助かった。先ずはタクシーに乗って上海の中心街「人民広場」へ。
 人民広場から「南京東路」を「外灘」方面へ散策。この辺りは古い洋風建築が多く残っていて独特の雰囲気だが、看板類が雑然としていて美しい風景とは言えない。外灘で黄浦江を挟んだテレビ塔をバックに写真を撮ったが、生憎のモヤではっきりしなくて残念だった。
 昼食はタクシーで5分ほどのお兄さんお勧めの「乍浦路(海鮮街)」の高級中華料理店へ。次から次へと珍しい肉や魚の料理が運ばれてきた。青島ビールを頂きながら美味しい料理を堪能した。旬ではなかったが上海蟹も出してもらい至福のひと時を過ごした。
 食後はタクシーで「豫園」へ。手の込んだ素晴らしい庭園は正に中国の伝統文化が感じられた。一回りして上海で一番旨いという小龍包を食べることになったが、お店の1階は長蛇の列。1階はそこらへんのベンチに座るか立ち食いだが、2階は一人10元追加で簡単なテーブル席で、3階は一人30元追加で洒落たテーブル席で食べられる。出される小龍包は入れ物が違うだけでどの階も同じだそうだ。結局、2階で食べたが、中国人は商売がうまい。小龍包は一人前8個で噂に違わず旨かったが、あまりお腹が空いていなかったので食べ終わった後は苦しかった。
 豫園を後にタクシーでカミさんのお母さんが住んでいる浦東新区「博興路」へ。高度成長期の日本のような5~6階建ての団地が建ち並んでいる一角のアパートの4階へ。家でテレビをつけたら、日本大地震のニュースが飛び込んできた。この時は驚きはしたが、「また地震か~ちょっとデカイな~上海にいて良かったな~」程度にしか思わなかった。その後、満腹だったので少しウトウト。
 外もだいぶ暗くなってきて、近くのショッピング・レストラン街まで歩いて出掛けた。結構寒かった。レストランはどこも満員だったが、いろいろと歩き回ってタイ料理の店へ入った。ここでも珍しい料理と青島ビールで大満足。タクシーで一旦家へ帰り、一休みしてからタクシーでホテルへ帰った。
 シャワーを浴びて、テレビでNHKの驚愕の地震・津波ニュースを暫く見てから就寝した。

[3.12 Sat]
 朝食は昨日と同じバイキング。今日は万博の中国館を見物する。上海地下鉄3号線の「江湾鎮」から7号線の「耀華路」へ。途中、乗り換え駅を間違え待ち合わせ時刻を15分遅れて到着。
 駅を出てビックリ。人、人、人、、、。待ち時間3時間半の表示。結局、中国館へ入るまで4時間かかった。館内は以前テレビで見た万博の展示などがそのまま展示されていた。しかし、中国を自慢するような演出のものばかりで、疲れていたせいもあってあまり感動しなかった。外へ出てパンをかじっての軽い昼食。
 次に、中国の古い町並みが残る地下鉄9号線の「七宝」へ行った。ここは日本で言えば川越のような感じか。屋根が反り返った伝統様式の建物が印象的だった。ここでは上海郷土料理の店で夕食。まあ珍しい料理をいろいろと食べることができた。勿論、青島ビールも。
 地下鉄でお母さんたちも一緒に「江湾鎮」へ。ホテルで日本からのお土産を渡し、暫く歓談してからお母さんたちはタクシーで帰って行った。今日は少々疲れた。シャワーを浴び、帰り支度を整え、NHKを見て就寝。

[3.13 Sun]
 朝6時40分にホテルをバスで出発。朝食としてサンドイッチなどが支給されたがとても不味かった。10時30分頃に浦東空港を発ち、機内食+アサヒスーパードライ、綺麗な富士山を見て、成田空港へは午後2時頃に到着。京成線~半蔵門線・田園都市線は途中駅で何度も時間調整をしていたが、大きな遅れはなく無事に帰ってきた。

[感想]
 さすがに上海は中国一の人口の街。どこもかしこも人の波。道路は車で溢れクラクションが鳴り響き、バイクは縦横無尽に走り回っている。とてもエネルギッシュな街だった。
・車は右側通行。右折は常時可。バイクは歩道通行可。全体的に荒っぽい。
・車やバイクや自転車は非常に汚い。洗車などしないようだ。
・タバコはどこでも喫煙可。他人への副流煙など気にしない。
・地下鉄、タクシーは非常に安い。バスも安いが行き先が分からず利用が難しい。
・老若男女、先を争って走る。電車でも激しい席取り。
・団地の階段や廊下の電灯は、足で床を叩いて大きな音を出すと点灯する。
・ホテルの客室冷蔵庫のミネラルウオーターは、ビールより高かった。
・浦東空港のコーヒーは、ラーメンと小龍包のセットより高かった。

Previous <-- List --> Next