[No.79] 2007.12.29-2008.1.3 Wonderful CHINA


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 中国。中国と言えば、北京や上海などの大都市とチベットのような秘境地帯などが直ぐに思い浮かばれる。しかし、それは中国の一部であって、いわゆる普通一般の中国はごくごく普通で、基本的には日本の地方都市とそんなに大きく変わらない感じがした。

 今回訪れた地は、広東省 江門(JiangMen)市 新會(XinHui)区 というところ。香港からフェリーに乗り、右手にマカオを見ながら、西河を遡ること2時間半で江門に着き、そこからタクシーで20分程度かかった。

 宿泊させてもらった友人のTom宅は町の中心地域にあって、周辺はビルが立ち並び、道路は人とバイクとスクーターで溢れていた。人々は好き勝手に道路を横断し、時に3人乗りや4人乗りのバイクやスクーターが、狭い路地でもクラクションを鳴らし平気で通り抜けてゆく。Tom曰く「Freedom!」。

 食べ物は「旨い!安い!」。味付けはそんなに油っぽくなくていい味だった。値段はとにかく安い。おかゆは2元~3元(1元=約15円)、20元もあればかなり食べられる。白身魚は特に美味かった。

 現地のカラオケへも行ってみた。日本語と英語の歌もあって結構楽しめた。地元の人で英語や日本語が出来る人とは楽しく会話も出来て、短い滞在であったけれども、驚きとともに充実した時間が過ごせた。

 香港はやはり観光地。物価も高い、交通渋滞も激しい、なんとなく慌しい。狭いところに人が多すぎる。ショッピングにはいいかも知れないが、住みたくなるようなところではない。その点、新會のような中国の地方都市は住んでもいいかなと思える。確かに人口は多いが、物価は安く、食べ物は旨く、人々は一生懸命に生き、時間もゆるやかに過ぎている感じ。また行ってみたい。次はもう少し長く滞在してみたい。

 しかし、香港は中国のはずなのに、通貨はそれぞれ別で(香港はHK$、中国は人民元(RMB))、移動の際はいちいち入出国手続きをしなければならないなど、国の制度がイマイチよく分からない。

教訓:中国では日本の漢字は通じない。字が違い発音も違う。英語も駄目。

今回の日程:
 12月29日(土)18:00成田発香港行きNW001 香港着22:15(現地時間、日本との時差1時間遅れ)
 12月30日(日)8:30香港発江門行きフェリー 江門着11:15
 1月1日(火)13:45新會発珠海(拱北)行きバス 拱北着15:30
       17:00珠海(九洲港)発香港行きフェリー 香港着18:15
 1月3日(木)8:45香港発成田行きNW002 成田着13:40
 1月4日(金)いきなり仕事。辛かった~。

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