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梅雨入り間近のこの時期に、バイトしていた花屋のパートさん二人を軽バンに乗せ、晩春の山梨へドライブに行ってきた。
勝沼の「ぶどうの丘」見学～甲府のワインレストランでおいしいワインとステーキで昼食～「昇仙峡」の散策、という当初予定していたものとはだいぶ違ったコースだった。薄曇りの天気で富士山を見ることは出来なかったが、爽快な風を感じながらのドライブが楽しめた。
昇仙峡では長瀞橋から渓流沿いに県営駐車場まで行って車を置き、仙俄滝までの川沿いの遊歩道をのんびりと歩いた。この時期の昇仙峡へはあまり来た覚えがない。渓谷の深緑と大きな岩々の間を流れる水の音とモミジの若葉を揺らすさわやかな風。歩いているだけで、不思議な安堵感というか、何か気持ちがリラックスしてくる。時にはこういう自然に浸ることが必要だと思った。
今日は運転手だったのでワインは一口だけだったが、「フランシス・コッポラ」の赤はなかなか美味しかった。昇仙峡で食べた「ところ天」も旨かった。二人も喜んでくれて良かった。
もうすぐ6月。夏がやってくる。今年の夏はいつもとは違う夏になりそうな予感が、、、、。
33年前の夏、、、遠き良き日々、、、蘇る思い出、、、。