[No.58] 2002.12.8 A Pantomime

 BEET英語学校恒例のパントマイムを金曜日の夜に観た。パントマイムって今までは無言劇のことだと思っていたが、イギリスでは、クリスマスの前に演じられるおとぎ芝居のことをパントマイムと言い、Cinderella、Aladdin、Robin Hoodなどがよく上演されるそうだ。対象は主に子供(5~9歳程度)たちで、親子一緒にクリスマス前の一時を楽しく過ごすための娯楽芝居と言ったもの。

 今回は、"Dick Whittington"という少年とその猫の冒険(?)を描いた芝居で、役者をはじめ、舞台、衣装、音楽、照明など、すべてBEETの教師や事務員が役割を分担して上演されたものだった。BEETの学生の他に、多くのホストファミリーの親子が招待され、子供たちは最前列に陣取り、拍手やヤジなどで大いに盛り上がっていた。芝居自体は他愛のないもので、その内容は単純なので私にも良く理解できたが、個々のセリフすべては聞き取れなかった。だから、みんなが笑っても、一緒に笑えないという淋しい場面が何回かあった(私だけではないよ!)。

 最近は、テレビでもクリスマス関係の番組やCMが増えてきて、一年で一番賑やかな時期が近づいて来た。クリスマスは何と言っても欧米では最大の年中行事。老若男女、ほとんどの家庭で、クリスマスツリーを飾り、プレゼントを用意し、七面鳥を食べ、キリストの生誕を祝う。しかし、クリスマスになると何故サンタクロースが登場してくるの?キリストの誕生と関係あるの、、、?(素朴な疑問)

 とにかく、クリスマスが来ると1年が終わり、そして新しい年が来ることは間違いない。さて、2003年はどうなるのかな?

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