[No.54] 2002.11.10 Old And New London

 遂に憧れのロンドンへ11月9日(土)にちょっとだけ(滞在時間7時間半)行ってきた。天気が心配だったが、幸いに雨は降らなかった(ロンドンからの帰りの途中から降り出した)。

 やっぱりロンドンは思っていた以上にスゴイ。建物、銅像、道路、テムズ川、赤い2階建てバス、黒いタクシー、などなど、当たり前だけれど、前に本やパンフレットなどで見たものと全く同じだった。特に歴史ある建物は、その偉容に見ているだけで圧倒される。数ある銅像や記念碑は、戦いの英雄など戦争関係のものが多く、王室や教会関係の建物や銅像とともに、イギリス人のプライドのようなものが伺える。

 でも、スゴイのはそればかりではなかった。物凄い数の観光客(渋谷新宿の比ではない)。あっちもこっちも地図を片手に飛び交ういろんな外国語。ニューヨークに勝るとも劣らない。日本人の数もビックリするほど多かった。(「日本語話せます」という貼紙のある店がいくつもあった)。偶然発見した三越へ入ってみたら土産漁りの日本人ばかり。(しかし、若い日本人は品がない。変にチャラチャラした格好や、傍若無人な振る舞い、日本人らしさが感じられない。そんな感じを受けるのは年をとったせいか?)。公園の鳩の多さにもビックリ。鳩ばかりでなく、リスやアヒルや鴨や白鳥などもたくさん見ることができた。

 しかし、本当にスゴイと思ったのは、ロンドンにはすごく現代的で独創的な建物がいくつもあったこと。古いものと新しいものが妙にマッチしていて不思議な印象を受けた。歴史と伝統を大切にしながら新しいものへチャレンジする意気込みと、街全体に満ちあふれるエネルギーが感じられた。

 ロンドンは広く道路も複雑。日帰りツアーではほんの一部、しかも上っ面しか見ることが出来なかった。また機会があったら、少し長く滞在してみたい。そうしないと本当のロンドンは理解できないと思う。でも、次は夏に行こう!

 今回も本当によく歩いた。足腰の鍛練にはもってこいの場所だった。また、2階建ての観光バスだったので、2階の1番前の席へ陣取って、素晴らしい眺望と迫力(恐さもあった)を堪能した。

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