[No.50] 2002.10.14 An Excursion To Oxford

 10月12日(土)にOxfordへ行ってきました。英語学校で主催した日帰りバスツアーで、生徒約45名が参加しました。ちなみに参加費は15ポンド(1ポンドは約190円)でした。BournemouthからOxfordまではバスで約2時間の距離で、朝9時に出発して、夕方7時前に帰ってきました。

 Oxfordのoxは雄牛、fordは歩いて渡れる川の浅瀬という意味だそうです。Oxfordは意外と小さな街でした。1日頑張って歩けばほとんどのところが見て回れる広さです。2階建ての市内観光バスも走っているので観光には便利です。

 Oxfordには39の大学があるそうですが、オックスフォード大学と言う大学はないそうです。全体を総称してオックスフォード大学と言うようです。各大学や教会の建物は長い歴史があるだけに、どれも素晴らしいものでした。また、テムズ川でのボートの練習風景やグラウンドでのラグビーの練習風景などを見ていると、さすがに大学の街だなという感じがしました。天候にも恵まれて、Oxfordは本当にいいところでした。

 土曜日だったこともあって、中心街は観光客で溢れていました(渋谷並み)。いろんなお店やデパートなどもあって大学の街というよりショッピングの街と言った感じでした。McDonald、KFC、Burger King、StarBucks Coffeeもありました。パソコン5台ほどの小さなInternet Cafeもあり、お客が並んで待っていました。昼食は、とある小さなCafeの表通りのテーブルで、先生達とサンドイッチを食べました。私が選んだのはNewYorkerというチキンと野菜たっぷりのサンドイッチとコーヒーでした。結構おいしかった。食後の買い物では、帽子とトレーナーとパーカーを買いました。どれもOxfordのロゴ入りです。

 Oxfordまでの野外風景は、アメリカ中西部のアイオワに似ていると思いました。全体的になだらかな丘陵で、ところどころに森がある、広大な緑の草原といった感じです。途中に原子力発電所があったのにも驚きました。こんな内陸部の居住地域に近い場所に発電所を作れるなんて、何でも反対の日本との違いを感じました。

 話は変わりますが、バスへ乗っていて気が付いたのですが、イギリスには交通信号があまりありません(実際、私の住んでいる住宅街には信号が全然ない)。主要道路の交差点は時計回りのサークル(Ring Road)になっていて信号はありません(稀に信号のあるサークルもある)。サークルへは全て左折で侵入しますが、サークル内の車が優先です(ラッシュ時はどうなんだろう?)。高速道路はもちろん無料です。が、一般道路と高速道路の区分が意識されません。信号は縦長で、上から赤、黄、緑になっていて、その順序で点灯します(緑の次に黄が点灯するかは確認できなかった。日本は、赤、緑、黄の順序に点灯しますよね)。もちろん、赤では停車ですが、黄になると走り出します。実際、イギリスの道路の作り方と車の流し方は本当にうまくできていて驚きました。サークルの中は花壇になっていて、さすがにガーデニングの国だなと思いました。美しい花々に心もなごみます。

 今度の土曜日(19日)にはBathへの日帰りツアーがあります。Oxfordより近いのに参加費は17.5ポンドと高くなっていて、行くかどうか迷っています。

※後日談:結局行くことに決めた。費用には温泉博物館見学料5.9ポンドが含まれていた。

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