今日（19日）友人のTomとBostonへRed Sox対Seattle Marinersの試合を観に行ってきました。もちろんお目当てはイチローと佐々木です。朝9時20分頃、彼が寮へ迎えに来てくれて、11時ちょっと過ぎにはFenway Park球場（愛称：Green Monster）へ着きました。空は久しぶりに晴れ渡り、気温も17度Cくらいまで上がって絶好の観戦日和でした。
既にチケットは売り切れと聞いていたので、場外のダフ屋からチケットを買う事に決めていました。できるだけ良い席で観たくて、結局、3塁側（Seattle側）ダグアウト後ろの本塁寄り前から4列目のシートを$125で買いました。（元値は$60です）ダフ屋は最初$150と言っていましたが、何とか$125まで値切る事ができました。（遅れて隣に座った人達は$100で買ったと言っていた。もう少しぎりぎりの時間に買えば良かったのかも）まあ、一生に一度行けるかどうかの試合だったので奮発しました。
試合は、結局3対2でMarinersは負けてしまいましたが、イチローは3打数2安打、2四球（敬遠1）で4回出塁し盗塁も決め、さすがのRed Soxファンも驚嘆していました。至近距離でイチローを見る事もでき最高でした。佐々木は出番がありませんでしたが、最後に外野のブルペンからダグアウトへ戻って来るところを見る事ができました。
友人のTomは大のRed Soxファンで、今までFenway Parkに何回も来ているけれど、一度もRed Soxが勝った試合を見た事がなく、今日は絶対勝つところを見たいと言っていたので、「私はイチローの活躍するところが見られて、シーソーゲームでRed Soxが勝てばそれが一番良い。」と調子を合わせていたら、その通りになって、Tomは大満足でした。（私はちょっと残念でした）
しかし、今回で2回（前は99年）大リーグの試合を観ましたが、試合前のアメリカ国歌と7回裏のRed Sox攻撃前の「God Bless The AMERICA」の斉唱にはアメリカ人の愛国心と一体感を感ぜずにはいられませんでした。日本の実状を思うと情けなくなってきます。
球場のチケット売り場で、日本人らしき人を見つけたので話をしたら、なんと甲府のオリエンタル某という会社から派遣されてBostonへ来ているという人でした。また、隣に座った人達はSwedenから来た家族連れで、旦那は日本へ行った事があり、「コンニチワ」を知っていました。「It's a small world.」を実感しました。