[No.39] 2002.4.28 Different Culture, Different Value

 日本はゴールデンウイークで、みんな楽しい毎日を過ごすのでしょうね。私の方は5月17日が春学期の最終日で、そろそろ学期末試験の時期になり、TOEFLも5月14日に予定されていて、のんびりしてはいられません。

 この前、あるクラスで各国の休日について話し合ったことがありました。どうも日本が一番祝祭日(休日)が多いようです。他の国では祝祭日でも休日でない場合もあるようですが、全般的に夏休みを長くとる傾向があるようです。日本のようにGWやお盆や年末年始など長くても一週間程度の休みしかとれないのとはだいぶ違います。

 しかし、いつも思うのですが、日本人って本当に忍耐強いですよね。GWではどこへ行っても混雑や渋滞で非常に疲れるし楽しめないと思うのですが、いつも大勢の人々が行楽へ出かけますね。日常的にも、人気の店で列を作って待っている光景などもよく見かけますが、みんな我慢強いですね。私にはとても真似できません。と言うか、そもそも「あまのじゃく」的性格の私は、みんなと同じ事はしたくないという思いがあります。どうも私はマイナー指向が強いようです。

 最近は日本人も、価値観の違いを認め合えるようになってきて、多様化が進んでいるようですが、まだまだ「島国根性」や「寄らば大樹の陰」的な考えから抜け出せないでいると思います。みんなと同じ事をやっていれば何となく仲間意識が持てて安心できるんでしょうね。しかし、もう少し自己主張できるようになって欲しいと思います。ただ、今時の若者のように外見だけの自己主張では意味がありません。また、日本人のブランド志向には全く呆れてしまいます。アメリカではルイヴィトンのバッグを持っている人は非常に稀です。

 何か変な話になってしまいましたが、外国にいていろんな国の人と話をすると、日本の良い点や悪い点が良く分かってきます。もちろん、私は日本人である事を誇りに思っていますし、他の国の人に日本を理解してもらえるよう頑張っています。アメリカの小学校で3年生を相手に「桃太郎」を聞かせたのもそんな一端です。

Previous <-- List --> Next