[No.37] 2002.4.14 New York, Something Else

 4月6日(土)にNew Yorkへ行ってきました。これで、New Yorkへは4回行ったことになりますが、いつ行っても感じる事は、New York(Manhattan)はとてもエネルギッシュでエキサイティングな街ということです。車道には黄色のタクシーと豪華なリムジンが走り回り、歩道には様々な人種と様々な言葉が溢れ、摩天楼の中のお店はみんなお洒落で、世界中の食事や品々が楽しめ、ただ散歩しているだけでも飽きません。また、喧燥の中にあっても、セントラルパークや美術館、教会、などでは一時の静寂が味わえます。本当に興味深い街だと思います。去年は9.11のテロという悲しい出来事がありましたが、是非、一度訪ねてみてください。特にEmpire Stateビルの展望台からの眺めは圧巻です。

 以前は治安の悪さが指摘されていましたが、真夜中の裏通りならいざ知らず、地下鉄も落書きなどもなく安心して乗れます。確かに拳銃の所持が許されている国ですから、拳銃を持っている人はいると思いますが、私の周りでは、拳銃には触った事もない人の方が多数派です。アメリカ映画の中では派手な撃ち合いシーンがあったり、また現実の社会でも拳銃を使った犯罪が時々報道されますが、映画のシーンと現実の犯罪がオーバーラップして治安が悪いと感じるのではないでしょうか。日常的には日本とそんなに変わりがないと思います。

 また、日本の風俗のような店はありません。ストリップショーをやっている店や売春もあると思いますが、残念ながら(?)私はお目にかかったことがありません。パブなどでは前金制なのでボッタクリもありません。パブやクラブでは入り口で必ずIDチェックを受けます。私は国際免許証を見せる時がありますが、大概は見せなくても大丈夫です。(21歳未満には見えないでしょう)

 話は少し跳びますが、テレビも日本のようなドタバタ低俗番組は殆どありません。有料テレビにはあるのかも知れませんが、一般のバラエティー番組などでも、万一裸がでてきたりすると全部ボカシを入れますし、汚い言葉には「ピー」音を被せて聞こえないようにしています。また、日本の「モー娘。」のような未成年が娯楽番組に出てくる事はまずありません。アメリカでは、子供や学生は勉学が本分であると考えられているし、見かけだけで実力の無い芸能人は社会が認めません。そういう点では、アメリカはすごく健康的です。

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