[No.91] 2019.5.29-6.3 Da Nang, VIETNAM


ミーソン遺跡(5/30) ⇒ PhotoSlide

 5月29日(水)から6月3日(月)まで、大学バンド時代の友人夫婦と4人でベトナムを旅行(実質4泊5日)してきた。滞在地はベトナム中部のダナンというベトナムでは6番目に人口の多い(約105万人)都市で、ダナン市内観光のほか、近郊のミーソンとホイアン、ちょっと遠くのフエを観光してきた。全体的には予想以上に素晴らしい旅行だった。

 ダナンやその周辺の道路はクルマも多いがバイク(スクーター)が物凄く多い。道路は右側通行で大きな交差点はロータリーになっていて、クルマもバイクも”阿吽の呼吸”で上手く通行していた。信号機のある交差点は少ないが、残り秒数の表示があってイライラすることはないし、右折はいつでもOKだ。タクシーは信号機のない交差点に近づくと必ずクラクションを鳴らすのでチョットうるさい。

 土曜日の夜に市内のハン川で花火大会があって見物できたのは良かったが、花火を見に行く人々のバイクの多さは半端なかった。二人乗り(女性は横座り)が多かったが、三人乗りや両親と子供2人の四人乗りも結構多く見られた。

 観光客相手の市場では多少の日本語を話す店員さんもいたが、基本的に日本語は通用しない。英語は空港やホテルや一部のレストランなどでは多少通じるが、タクシーや一般の店では殆ど通じない。

 なかなか慣れなかったのが現地通貨の”ドン(VND)”。ドンの値段を日本円に換算する際は、千ドン未満を切り捨てて5倍すれば良いのだが、先方が”~万ドン”と言ってくるので、うっかり万の位を5倍してしまい混乱することが多かった。お札のデザインも似ているので支払いの際の間違いも多かった。千ドン(1,000ドン≒5円)以下はあってないようなもの。
 両替は成田では19,800円が360万ドンだったが、ダナン市内の両替店(貴金属店など)では2,000円が40万ドンになった。

 難しかったのはレストランでの料理の注文。宿泊したホテルには日本語のメニューがあって良かったが、街中の普通のレストランはベトナム語だけ。英語の訳が付いているメニューは少ないし、店員の英語力はかなり低い。

 ベトナムではだいたいどこでも無料Wi-Fiがある。レストランでは店員さんにパスワードを打ち込んでもらって利用していた。ツアーバスでもWi-Fiが使えるバスが散見され、日本よりかなり進んでいる。LINEを使えば日本への通話もタダでできる。

 ダナンには韓国系のお店が沢山あった。ダナンへの直行便は日本からは1日2便しかないが、韓国からは26便もあるとのこと。圧倒的に韓国人観光客が多く、次に中国人と東南アジアの人々で日本人は非常に少ない。

 旅行中の天気は良かったが、やはりかなり蒸し暑かった。雨はフエのツアーバス移動中に1時間程度のスコールがあっただけだった。

○5月29日(水)
 甲府発04:05の成田空港行き高速バスで06:45に第1旅客ターミナルビルに到着。10:00のベトナム航空ダナン行き直行便でダナンに14:10(現地時間)に到着。日本との時差は-2時間。ホテルへチェックイン後早速ダナン市内の観光。有名なドラゴン橋などを見学し中心街のレストランで夕食。

○5月30日(木)
 ミーソン(遺跡。世界文化遺産)、ホイアン(古都。世界文化遺産)観光ツアー。

○5月31日(金)
 ダナン市内の五行山を探訪。いくつも洞窟がありなかなか面白いところだった。市内でランチ後にミーケー・ビーチで泳いだりしてのんびりと過ごした。ダナンの海水(南シナ海)は日本の海水(太平洋)よりしょっぱくなかった。

○6月1日(土)
 フエ(歴史的建造物群。世界文化遺産。他に王家の陵墓など)観光ツアー。途中、ベトナムで一番長い道路トンネルを通った。観光地だけでなくベトナムの田舎も見ることも出来た。お墓が独特だった。

○6月2日(日)
 ダナン中心街で散策(ダナン大聖堂を見学)と市場で土産等を買い物しランチ。外は暑かったので早めに切り上げ、ホテルへ戻り空港へ向かった。空港内にはカフェ・レストラン(韓国系)しかなく10万ドンのフォーで済ませた。

○6月3日(月)
 ダナン発0:05のベトナム航空成田行き直行便で成田には7:30に到着。8:55の高速バスで11:45に甲府へ戻った。またまた楽しく思い出に残る旅行ができた。日本から行くなら2月が良いようだ。少しベトナム語を勉強してまた行こうかな。

【失敗談】
○その1 ダナン空港へ着いたら、どこにでもいるような白タクドライバーがやってきた。会話は英語で、ホテルまで50万ドン≒2,500円とのことだったがちょっと高いと思い断った。そしたら大手有名タクシーのドライバーという男がやってきて50万ドンは普通だと言ってきた。まあ、それならいいかとOKしたが、この男が曲者だった。仲間だということに気付いたのはホテルに着いてから。帰国時のホテルから空港までのタクシーは10万ドンだった。それにしても、クヤシー!!!
○その2 金曜日の韓国系海鮮料理店(生簀にある魚貝類を選んで調理してもらうスタイル)でのランチ時、エビやカニや貝を値段が重量単位の表示だと気づかずに注文したため、食べ終わって勘定したらなんと4人で300万ドン≒15,000円!(それまでの夕食は4人で50万~90万ドン≒2,500~4,500円程度だった)
 同行の友人の持ち合わせの現金が少なく、自分の現金と合わせても300万ドンには足りなかったので、友人がクレジット・カードで支払って落着。しかしまあ、ベトナムの物価は全体的には日本よりかなり安くて助かった。(ベトナムの平均年収は日本円で約30万円と言われている。レストランでのビールは小瓶か缶で2~3万ドン≒100~150円)
○その3 電気シェーバーお釈迦の件:普段使っている充電式シェーバーは電圧切り替えで240ボルトまで対応できるのだが、ホテルで充電する際に電圧スイッチの切り替えを忘れて充電したため、、、壊れてしまった。アホ!

【余談】
 空港での金属探知機による検査が心配だった(バイク事故で両手に金属が入っているので)が、問題なく通過できて良かった。ダナン空港では搭乗客全員が靴を(ビーチサンダルも)脱がされて検査された。昔は爆弾検査で靴を脱がされたことがあったが、、、。

 

Previous <-- List --> Next