[No.88] 2017.9.22-27 Xi'an & Shanghai, CHINA


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○9月22日(金)
 中国東方航空の羽田発14:30上海(虹橋)行き~上海20:20西安行きに乗り継ぎ。参ったのは虹橋空港で、到着ターミナルから乗り継ぎターミナルまでは何とターミナルを出て地下鉄で行かなければならなかったこと。僅か1駅(3元)だけだが荷物を持っての移動で結構疲れた。23:00に西安に到着後、タクシー(白タク?)約40分で市内中心部のホテル(Days Inn City Center Xi'an 西安中心戴斯酒店)へ到着。即シャワー・就寝。

○9月23日(土)
 朝食後、人民元両替のためホテル近辺を散策。しかし、土曜日のため銀行は開いていなかった。タクシー(10元)で西安駅へ行き兵馬傭行きのバスへ乗ろうとしたが、駅前は物凄い人、人、人。直ぐに出発できると言う呼び込みのツアーバス(1人往復20元)に乗ることにした。しかし、このツアーは兵馬傭へ行く前に華清宮(皇帝と楊貴妃のお風呂がある)にも寄って行くツアーで、華清宮と兵馬傭の入場料が合わせて300元とのこと。しかし生憎、手元に充分の人民元が無かったので、ガイドの兄さんに無理をお願いして日本円で支払うことで了解してもらった。
 兵馬傭のある「秦始皇帝陵博物院」までは意外と遠かった。博物院の入口から兵馬傭までも距離があり、暑かったので歩きは応えた。そのうえ、観光客の多さは半端ではなくゆっくり見学することは到底無理だった。しかし、今回の旅行目的の一つである”兵馬傭を自分の目で見る”ことは達成できた。
 西安駅に戻り駅前のレストランで夕食を食べ、タクシーでホテルへ帰ろうとしたが、何と旅行社(H.I.S)でくれた予約書の住所と電話番号が間違っていて、なかなかホテルが見つからず、結局、朝乗ったタクシーの2倍以上(24元)の料金が掛かってしまった。(昨夜の白タクはナビで一発で来れたのに、このタクシーの運転手は、、、?)

○9月24日(日)
 ホテルから西安空港までタクシーで行ったら140元だった。12:00発の上海(虹橋)行きに搭乗したが、上海の天候が悪く40分ほど遅れて出発。上海には15:00少し前に到着。両替機に3万円入れたら手数料が50元取られ1599元出てきた。ホテル(Rayfont Downtown Hotel Shanghai 上海徐匯瑞峰酒店)までタクシー(90元)に乗ったが、道路の渋滞がひどくて参った。後で気が付いたが地下鉄を利用すれば良かった。
 夕食はカミさんの母親と兄さんと息子夫婦と一緒にちょっと高級なレストランだった。面白いのは飲み物の持ち込みが自由とのことで、兄さんが近くのファミマでスーパードライを多量に買い込んできてくれた。料理も多種多様に注文してくれて超満足だった。

○9月25日(月)
 上海西方郊外の淀山湖近くの朱家角古鎮へ。地下鉄とバスを乗り継ぎ約90分の移動。朱家角は水路を挟んだ古い家並みと路地には小さなお店がびっしり連なっている穴場の観光地。生憎の雨天だったので雰囲気を満喫という訳にはいかなかった。
 夕食はホテルの近くで食べようとしたが物凄い雨だったので、ホテルのレストランで食べることにした。しかし、朝食バイキングのレストランなので余り美味しくなかった。

○9月26日(火)
 今日は晴れたが蒸し暑くて参った。ホテル近くの「田子坊」地区を散策。入り組んだ細い路地に小さなお店がびっしり。しかし、店構えや看板は非常にお洒落で東京の原宿などにも引けを取らないような感じだった。
 昼食はホテルに戻り、昨日兄さんが朱家角で買った上海蟹のほか海老や牛肉を調理して部屋に持ってき来てくれてビールを飲みながら舌鼓を打った。本当に旨かった。
 昼食後一休みして地下鉄で豫園へ。ところが、残念なことに豫園ガーデンは既に閉まっていた。(5時で閉園とのこと)
 ちょっと早めの夕食はもちろん小籠包。青島ビールも美味しく頂いた。食後は歩いて外灘へ。ここは6年前の昼間にも来たが、今回は”素晴らしい夜景”が見られた。川の向こう側の幾つもの高層ビルの壁面のプロジェクションマッピングは十分に素晴らしかったが、午後7時になるとテレビ塔もプロジェクションマッピングで彩られ、こちら側の通りの銀行などのビルも一斉にライトアップされ壮観な光景だった。
 その後、南京路や周辺を巡回する二階建て観光バスで上海の夜を見学した。どこもかしこも大勢の人で賑わっていた。上海最後の夜は非常に印象的だった。

○9月27日(水)
 5泊の旅もあっという間に終わり、上海浦東空港13:05の便で羽田へ帰ることに。搭乗ゲート前のカフェでコーヒーをテイクアウトしたら何とスモールで49元(900円超)にビックリ!!!  何か名残惜しい感じがしたが、またいつか来ようと思う。17:00少し前に帰国。直行高速バスで甲府へ無事に帰った。

○感想
・西安は空気が悪い。スモッグで視界がとても悪い。青空は全く見られなかった。
・上海は凄く発展しているし、とてもエネルギッシュだ。あとは市民のマナーが良くなればと思う。
・どこに行っても無料Wi-Fiはあるが、LINE、facebook、Google、Youtubeなどは規制されていて使えない。
・地下鉄やバスの車内でも平気で大声で通話している。スマホの音楽や映画をイヤホンせずに聞いている。日本人から見ればマナーは最悪。
・タクシー、地下鉄、バスなどの運賃は非常に安い。日本の1/3~1/4程度の感じ。
・バイク(スクーター)はほぼ100%が電動で静か。狭い道にも入って来て、後ろから急にクラクションを鳴らすのでドキッとする。ヘルメットは誰も被っていない。時々3人乗りも見かける。
・西安も上海も大都会で幹線道路は広く、車とバイクのレーンは完全に分離されている。赤信号でも右折は可能。人より車が優先という感じ。信号には秒数をカウントダウンする表示があり赤信号で止まってもイライラは少ない。しかし、走行中のレーン変更は頻繁でクラクションが響き渡っている。
・各種表示や標識には英語は併記されているが、日本語やハングル語は全く無い。日本語のガイドブック等も無い。大概の中国人は不親切。道を聞いても詳しくは教えてくれない。

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