コネチカットでの学生生活を無事に終え、気分転換（？）にオハイオ州コロンバスの友人のところへ庭仕事の手伝いに行ってきた。オハイオの夏はとても暑くて、ちょっと作業しただけで汗がダラダラ、そして腕と顔だけがこんがりと日焼けした。しばらく身体を動かしていなかったので、最初のうちはちょっときつかった。しかし、コロンバスはとてもいいところだった。友人のおかげで、いろいろと楽しい経験ができた。
Jazz & Rib Festival : オハイオ州は畜産業も盛んで、豚のリブステーキが名物になっている。何軒もの出店が出て、リブの美味しさを競う夏祭りで、ジャズコンサートが同時に開催される一大イベント。2か所のリブを食べてみたが、どちらも旨かった。でも、コンサートのほうはイマイチだった。とても暑かった。
Garage Sales : 週末はガレージセールをしている家を何軒かハシゴしてまわった。売っているものは洋服、靴、家具、おもちゃ、CD、など様々で、たまに掘り出し物に当たることがあるようだ。しかし、ガレージセールをしている家の多さには驚いた。売る人も買う人も楽しんでいるようだった。
Drive-in Movies : さすがアメリカ！と言える野外映画場。持ってきたデッキチェアに腰掛け、ビールを飲んで、超巨大スクリーンで"MIB2"を観た。夏時間のため暗くなるのが遅く、映画の開始時刻は9時過ぎだった。反対側（背中側）では別の映画を上映していた。音声はカーラジオでも聴けるようになっていた。
Mongolian Restaurant : こんなレストランは初めて。まず、自分の食べたい肉や野菜をボールに取り、調味料を好きなように加えて、若い調理人達（アルバイト学生といった感じ）が大きな鉄板で威勢よく2本の長い角棒で焼いているところへ持っていって焼いてもらい、席へ持ち帰って食べる。肉類や魚介類や野菜の種類は豊富で、スパイスや調味料も種類が多くて、最初は食材の選択と味付けに失敗してしまった。2回目はヌードルがあったので焼そば風に挑戦したが、焼き方がへたで、あまり旨くなかった。しかし、雰囲気は良かった。サラダやライスは食べ放題。
XXXX Smoking : ある日、友人の知り合いのところで夕食（ピザ）をご馳走になった。ビールも頂き、そのうえXXXXも初めて経験した。ふーーん、これがXXXXというものか！気分が良くなったような！？
Motor Boat Cruise : 帰国前日に、アラムクリーク（creek:小川）という名前とは裏腹に、とても大きな人造湖へボート遊びに出かけた。モーターボートは迫力満点！ゴムボートに乗ってモーターボートで引っ張ってもらう遊びは、スリルとスピード感満点！！（お尻が痛かった）。最高に贅沢な遊びだった。日焼けで身体じゅう真っ赤になった。
Delicious Steak : 「アメリカのステーキはガムのようで旨くない！」と言ったら、とあるレストランへ連れて行ってもらってステーキをご馳走になった。うーーん、もう最高！柔らかくてジューシーで松坂牛にも勝るとも劣らない旨さだった。値段もそんなには高くなかったみたい。もちろんビールも頂き、ごちそうさま！！
とまあ、いろんな経験ができて、いい思い出になった。日本へ帰る日には、コネチカットの時のように乗り遅れたら大変だから3時間も早めに空港へ送ってもらった。
しかし、チェックインカウンターで日本の高校生30人くらいの団体の添乗員（日本人）が高校生一人一人を呼びながら搭乗手続きをしていて、そのために1時間近くも待たされた。もーまったく腹が立つ（プンプン）。
ま、なんとか手続きが済み、そして、デトロイトからの折り返し便も予定どおり到着し、午後1時には予定どおりに出発できるはずだった、、、が、、、なんと、、、うっそー！その飛行機のドアの具合が悪く、しかも修理に手間どり、1時間半も遅れての搭乗となった。
コロンバスからデトロイトまでの所要時間は約1時間。デトロイト15時30分発の成田行きに乗らなければならないのに、、、いやーな予感が！デトロイト空港へ着陸してロビーへ出た時には既に15時30分を回っていた。
もう諦めかけていたが、それでもひょっとしてと思い、バッグを抱えて広大なロビーを走りに走った。神様！仏様！天神様！そして、目的のゲートへ、、、あれ、なんだ出発していないじゃん！何で？まあ、とにかく間に合って良かった！！ふむふむ、やはり日頃の行いが良いとこういう幸運もあるんだな！
そして、自分の席へ座り離陸を待った。あれ、でもなんでこんなに空席があるんだろう？それになかなか出発しないし？暫くして、例の高校生の団体がゾロゾロ乗ってきた。そうか！彼らを乗せずには出発できなかった訳か！！何か複雑な心境だった。