[No.46] 2002.6.16 Janglish?

 いよいよあと2週間。この週末は雨や曇りで気温も低く、そのせいもあって少し感傷的な雰囲気になってしまいました。いつかは終わりが来ると分かっていても、実際、終わりが近づいてくると、何か寂しい感じがするものですね。(写真は日曜日のキャンパス。誰もいない)

 まあ、そんな気持ちを振り払って、今回はConnecticutで10か月間英語学校に通って英語について感じたことを書いてみます。

 一番痛切に感じたのは、日本の英語教育は邪魔物以外のなにものでもないこと。Americaで英会話をするには、事前のくだらない知識が無い方がかえって良いかも知れない。それと、日本で覚えた英単語の発音はほとんど通用しないこと。日本ではかなりの英単語を日常的に使っていますが、そもそも日本語的発音なので根本的に違っています。例えば、hotは日本ではホットですが、実際はハットに近いです(だからhot dogやHamburgerは、なかなか買えない。飛行機ではwaterさえ貰えない)。

 このことで思ったことは、日本のtelevisionやradioなどでアナウンサー(newscaster)が英単語を使う時は、正しい発音で話すことが必要ではないかということです。それと、書く時はできるだけカタカナは使わずに、alphabetを直接使った方が良いのではないかと思います(この文章ではできるだけそうしています)。また、勝手な和製英語は作らないこと。ナイターはNight gameと言わなければ通じません。(総称してJanglishと言う?)

 今から英会話を勉強するなら、soundとsyllable(音節)とstressを徹底的に練習した方が絶対お得です。正しい発音が出来れば、聴き取りもし易くなるのではないかと思います。会話は度胸と慣れだと思うし、文法は後から自然について来るものと思います。

 去年の9月9日にConnecticutへ着き、11日から授業を受けたら、いきなりあのterrorismが起きて、何か波乱の予感がありましたが、私の周りでは何事もなく過ぎて良かったと思っています。あの頃に比べれば、英会話はかなりできるようになって来ていますが、実際まだまだ先は長いと思います。この堅い頭ではあと2~3年は必要じゃないかと感じています。とにかく、目標目指して頑張るしかありません。(うーーん、厳しい!)

 W杯決勝Tournamentでの日本の活躍を期待しています。(また、午前2時半起きです)

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