今回、自分はクルマ参加で44年同期の跡部和(かのう)君も同乗して総勢6名のツーリング&ドライブとなった。
5月31日(木)
甲府組は8:30に甲府南IC隣の中道農産物直売所駐車場集合出発。バイクは正家君のみ、長田君は翌日の用事のため自分のクルマでの参加となった。
先ずは、堀口君との合流場所の静岡市の国道1号線にある”道の駅宇津ノ谷峠”を目指す。甲府精進湖線~朝霧高原~新東名・新富士IC~東名・静岡IC~宇津ノ谷峠と進み、11時少し過ぎに道の駅に到着。堀口君は30分も前に着いたとのこと。一旦休憩し、次は島田市の大井川にある”蓬莱橋”を目指すが、宇津ノ谷峠にある旧道の古いトンネルを抜けようと回り道をしてトンネルを抜けたのは間違いないが、それが目的のトンネルだったかどうかは不明。
静岡市から蓬莱橋のある島田市へは藤枝市を抜けていかなければならず少々手間取った。何とか島田市の大井川の土手道に出たが橋とは反対方向に進んでしまい10分ほど無駄になった。
蓬莱橋に着き先ずは昼食。近くにあったアピタ島田店内のサイゼリアで昼食後、通行料100円を払い対岸まで往復渡橋した。蓬莱橋は世界一長い木造歩道橋で長さが897.4mで”やくなし”=”厄無し”、”長い木の橋”=”長生きの橋”などと言われご利益があるそうだ。
蓬莱橋からは土屋君との合流場所の川根本町の”道の駅川根温泉”を目指す。この頃から雨が激しくなりバイクの二人は大変だった。雨中の走行で3時過ぎに土屋君とも合流できた。バイク2台、クルマ3台で目的地の寸又峡温泉に向かった。
途中2回ほど道を間違えたが4時過ぎに無事に「翠紅苑」に着いた。ゆっくりと温泉に浸かり露天風呂も楽しみ、6時からお楽しみの夕食がスタート。ビール、ワイン、日本酒と明日が心配になるくらい飲んだ。部屋に帰ってからも飲んで話し、本当に楽しいひと時を過ごし就寝した。
6月1日(金)
7時に朝食バイキング。食後、長田君は用事のためお別れ。そして、5名は土屋君推薦の”夢の吊り橋”まで散策することになった。往復約90分の新緑の山道は気持ちが良かった。吊り橋もスリルがあって面白かった。しかし、寸又峡温泉の後方にある山は傾斜が半端なく急で、そそり立つ緑の壁のように見えて、ちょっと怖くなってきた。
散策を楽しんだ後いよいよ出発。接岨峡を通って”井川ダム”へ行くことになった。平日だったので交通量は非常に少なく快適に走行でき、バイクには面白い道だったと思う。中部電力井川展示館を見学し休憩。ここから新東名の新静岡ICを目指すことになったが、延々と続く山道(約50km)には閉口した。お昼も過ぎていて空腹だったが食堂やコンビニはなかなか見つからなかった。途中で蕎麦屋が一軒あったが雰囲気が悪かったので入るのをやめた。結局、新東名・新静岡IC近くにあったラーメン屋で昼食休憩となった。
ここが今回の解散地点となり、土屋君は名古屋へ、堀口君は横浜へ、甲府組は新東名を新清水ICで下りて52号線で帰ることになった。自分は跡部君を家まで送り、帰宅したのは4時25分だった。また一つ楽しい思い出ができた。
【小林篤 総走行距離:394km】
【後記】
今回のツーリングは、自分はクルマなので雨でも行くと決めていたが、他のメンバーはギリギリまでどうするか迷っていた。結局、正家君と堀口君はバイク、土屋君と長田君はクルマということになった。
31日朝の甲府は曇りだったが、新東名の新富士ICあたりから雨が降り出し、午後は蓬莱橋から寸又峡温泉まで最悪の降りだった。
しかし、翌日は好天に恵まれ、バイクの二人はワインディング・ロードをたっぷり楽しめたようだ。
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